ナルティメットシリーズは初プレイです。
ゲーム自体はとてもよくできています。手抜きや妥協したと思えるような所もありません。
肝心の戦闘に関しては、好みがわかれるところでしょうか。
コマンド入力でキャラ固有の技を駆使して戦うという、よくある対戦格闘ではなく、どのタイミングでどう行動するかという高速の駆け引きを楽しむシステムでした。
激闘忍者大戦をプレイしたことがありますが、あれとは一味違うゲームです。
技の出し方は全キャラ共通で、戦闘中の選択肢としては
1.接近して体術攻撃(コンボは基本的に1種類ですが、レバーの向きで吹っ飛ばす方向が変わります)
2.忍具(クナイや火薬札などで、数に限りがあります)
3.チャクラを使用して忍術(キャラ固有のものです。ナルトなら螺旋丸とか)
4.チャクラを使用して奥義
5.防御(ずっと防御ばかりしてるとガードブレイクになり、一瞬無防備になります)
6.サポートキャラ呼び出し(スリーマンセル等を組んだ場合のみで、少しの間体術か忍術で敵を攻撃してもらいます)
等、大きく分けるとこんな感じです。
忍術や奥義を当てることが勝つための目標となるのですが、これが一筋縄ではいきません。技によって当たり判定が違い、キャラの周囲360°に当たり判定が出るもの(ネジ)や、遠距離から狙えるもの(テンテン)、トラップを仕掛けるもの(サクラ)など様々です。もちろん防御されたり避けられると失敗です。
例えば、ナルトの螺旋丸はある程度溜めが必要なうえ、相手に向かって一直線に向かっていくので、普通に出しただけではなかなか当たりません。そこでシカマルなみの頭脳が必要になります。このあたりがこのゲームのおもしろい所です。
遠距離から手裏剣を投げたり忍具を使って敵を足止めしておいて、さらにサポートキャラを呼んで攻撃してもらう。その間に螺旋丸を作る。サポートキャラの攻撃が終わって相手が反撃に転じる瞬間を狙って螺旋丸をぶちかます!みたいな感じです。
他にも体術コンボをガードされたときなど、攻撃終わりに反撃をくらうので、コンボ中にサスケを呼んで、千鳥で援護してもらう。サポートキャラを使ってうまく連続攻撃しまくればさすがに相手もガードブレイクするので、そこへ奥義を決めるなど、さまざまな作戦を立てられます。
もちろん敵にもサポートキャラがいますし動きも早いので、そう簡単にうまくはいきませんが・・。ですが、このサポートキャラという存在がものすごい駆け引きを生みます。呼ぶタイミングが重要で、相手に攻撃されてピンチだからといってむやみにサポートを呼ぶと、サポートキャラごと吹っ飛ばされたり(笑)。一度呼ぶとしばらく呼べなくなるので、一気に形勢不利になります。サポートの忍術も様々で、どういうスリーマンセルを組むかで戦術が変わってきます。
ひとつ残念なのは、じっくり戦闘を楽しみたいのに、そのようなやりこみ要素やゲームモードがないということです。やりこみ要素はストーリーモードのみですが、その内容は
1.奥義でとどめをさす
2.80カウント以内に勝つ
3.変わり身を3回以上成功させて勝つ。
など、さまざまな条件でクリアするというものばかりで、じっくりと戦闘を楽しむ余裕なんてありません。ただガムシャラに突っ込んで勝負したり、わざと敵の攻撃を受けたり、プレイしててあまり楽しくありません。
ストーリー以外のゲームモードはフリーバトルしかなく、プレイキャラと敵キャラを自分で選んでただ戦うだけです。
やりこみ要素として、「カカシ班で10連勝する」とか「難しいモードで○○キャラを使って大蛇丸に勝つ」みたいなやりこみ要素があれば、かなり楽しめたのに、と思います。
オンライン対戦がないぶん、このあたりが本当に残念でなりません。
奥義ムービーは、みなさんおっしゃる通り最高で爽快です。ガイの奥義を初めて決めたときは大爆笑でした!一部忍術などでも短いムービーが入ることもあります。ただ奥義も忍術も戦闘中に使えるのは1種類づつというのがちょっとさみしいです。
次回作が非常に楽しみなゲームで、太く短く遊ぶには良作だと思います。