子供向けにしては異例のシュミレーション要素有りとのことで購入しました。バトル自体はテレビ放送の内容を回顧する形式ですが、ナッツハウスにプレイヤーが来店しメインキャラクター達と会話するという一応オリジナルストーリー的な部分もあります。キャラクターボイスも携帯機の割りに豊富です。
バトルはシュミレーションとパズルをあわせたような形式です。体力制ではないところがミソ。単なる殴り合いでは勝てません。ダメージを与えて敵をゴール地点に吹き飛ばして必殺技を決めることで勝利できます。地形やキャラクターとフェンスの配置が非常に重要です。これができないと冗談抜きで一ステージに数時間ほどかかりかねませんが、コツがつかめてくるとものすごく面白いです。
ただ、どうにもいただけない点も少なくはないです。シュミレーションなのにタイムスコアなどのリアルタイム要素が複数あるのは納得できません。シュミレーションは次の手を試行錯誤しながら進めていくのが普通なのに、スコアを意識するとそれができません。また、キャラクターごとの個性が薄いのも気になります。通常攻撃は常にとび蹴りのみで単調、移動距離も同じ、必殺技の効果も同じです。ミントプロテクションまで攻撃扱いとは…。さらに、直線移動しかできなかったりするなど操作性もやや難有りです。後、説明書には重要なフェンス回収・設置が書かれていないのも大幅なマイナス要素。
どうにも中途半端な印象です。本当に頭を使わないと攻略不能な難易度は子供には手に負えないだろうし、バトル要素の少なさは大人には物足りないと思います。それでもキャラクター達と触れ合えるストーリー部分はかなり魅力的です。熱心なファンなら十分買いだと思います。
蛇足ですが最後に一つ。前田愛さんはやっぱり変身時の口上を力み過ぎて失敗しています。録音はテレビシリーズのアフレコより前に行ったらしいので仕方ないことかもしれません。