先に発売されたドラグナーよりも稼動範囲の充実を図り、劇中のポーズを思いのままに再現できる仕様を目指した 魂SPEC xs-11ファルゲン 。 膝などは二重関節にて90度に屈脚,各関節にはダイキャストを使用。 特に下半身はダイキャストのフレームにアーマーを載せるという方式で、ずっしりとした重量感が他の完成Toyにはないリアリティを与えてくれます。
設定では 腰から太ももにかけての装甲(腰部スカート状アーマ)が本体と一体化しているため、従来の製品は可動に難がありましたが、軟質素材を採用することにより解決が図られました。 軟質素材は、前腰部,金色(黄色)の装甲の部分に使用。 小説版で描かれていた 『ウチマタ』 でD−1を投げ飛ばすシーンの再現はさすがに無理ですが、干渉してもさらに腿を引き上げることが可能なため、最終話で見せたような躍動感溢れるポーズを取ることが可能です。
頭部アンテナ(左・右),左肩エネルギーチューブにも軟質素材を使用。 肩,股関節はボールジョイント方式を採用し、ダイキャストパーツを採用していることと相まって、ヘタレる心配なしに可動を楽しむことができます。
マッフ装着は、差し替えで再現。(翼は折りたためます)
左腕前部のフォルダーラックに、 サーベル2本(宙域仕様) と マガジン2本(マッフ装備時) を選択して装着できるのが特徴。
放映当時、マッフ(ガレージキット)を装着してもマガジンのオプションはなかっただけに、設定に忠実な嬉しい配慮だと思います。 ハンドレールガンのマガジンは着脱可能で、マガジンユニットとも差し替え可能でした。
難点があるとすれば、スタンドとの接合部が異常に硬いこと。無理をすれば破損するのは確実で、他のパーツ同様、ドライヤーで温めてから嵌め込んだ方が得策です。また、手首のゲート跡も目立ちます。消してやった方が良いでしょう。
DESIGN SPEC と銘打った本商品。
公式設定画を基にしつつ大張正己さんのアレンジを積極的に取り込み、プラモでもガレキ(マッフ)でも再現できてなかったファルゲンのデザインと可動の融合に成功しています。 長年に渡る夢の結実。 購入を検討する参考になれば幸いです。