長所:
1地球防衛艦隊、ガミラス艦隊双方での艦隊戦が可能。: 異常に難しい白兵戦をやたらと含んでいた前2作に比べ、純粋な艦隊戦術シミュレーションとして楽しめる。デスラー総統ファンなら問答無用で楽しめる。
2操作可能な艦の種類が多い。: 原作通り、通称ガミラス艦がきちんと3パターン存在していたり、砲撃時には砲塔が旋回していたり、細かい気配りが見て取れる。
3同じマップを何回でも挑戦可能。: 異なる艦隊編成・戦術を心行くまで楽しめるため、非常に良いシステムである。次回作にも踏襲すべきである。
4嬉しいフルボイス。: 最近のゲームでは当たり前だが、それでも伊武雅刀さんのデスラー総統が再び聞けるのは感動ものである。
短所:
1音楽が貧弱。: 星を1個減らした最大の原因。折角の臨場感溢れる艦隊戦のBGMがちゃちな電子音。聞くに堪えない。画竜点睛を欠くとは正にこのことだ。数多くのサウンドトラックCDを世に送り出した作品のゲームのBGMとは思えない。次回作ではフルオーケストラBGMを用意すべきである。
23次元位置関係が少々分かりにくい。: 特にアステロイドベルトがあったり、恒星が背景にあったりするとほとんど見えない。
3敵艦隊のAIが少々貧弱。: 毎回全く同じ動き、とまで言うつもりは無いが、戦況に応じて戦術を変更して応戦してくる位の頭を持って欲しい。攻撃してくる移動標的ではないのだから。
総評:
全体的に非常に満足できるゲームである。貧相極まりない音楽は次回作での改善に期待するとして、それを差し引いても実に迫力のあるゲームである。後半は難易度の高いマップも出てくるが、敵をうまく陽動すると簡単にクリアできたり、結構考えさせられる。初クリア時にもらえる新しい艦もクリア条件によって毎回異なるので、2周目以降は目的の艦がもらえるまで戦術を向上させるという遊び方もできる。次回作が楽しみである。