前作は捜査パート(捜査編)ではあちこち駆け回り、犯人追及パート(解決編)では犯人の長い発言から間違いを探して矛盾を指摘するという
じっくりタイプでしたが、
今作は捜査もそれほど駆け回る必要はなく、犯人追求パートでは犯人が自動的に発言するなかから、矛盾を暴く部分はだいたい1回程度。
つまり犯人が簡単に観念するため、とてもスピーディーにゲームが進行し、解決していきます。
大部分は、与えられた質問に対して適切な証言や証拠を提出することで進んでいきます。
ゲーム的には遊びやすいですが、前作(輪舞曲)や、漫画・アニメのコナンように、あちこち駆け回って証拠や証言を集めたり、自動的に流れる犯人の発言の中から「いや、違う」と感じる矛盾部分とそれにかかわる証拠を正確に指摘・提出するというおもしろさを期待していた人は、今作はちょっと物足りないように感じるかもしれません。
一方で気軽に遊べるので、前作などコナンのゲームは基本的に難しいと感じる人にとってはメリットとなると思います。
その分、今作はやりこみ要素が高いです。
ほぼすべてのコナンの知り合いのキャラクターにそれぞれ個別の友好度が設定されており、それが一定以上になることで特別なイベントが始まるというものです。
また、パートナーと捜査するほかに、パートナーを直接操作して捜査をするというパートもあるので、さらに多彩なやり取りを見ることができるようになっています。
それに、一度の同章のプレイでは捜査パートで回収できるキーワードをすべて集められないことも前作以上によくあります。
推理ものにやりこみ要素は要らないという人もいるので、これは好きずきだと思います。
よく言えば、気軽に遊べる探偵ゲーム。今回でも、すべての事件がつながっているというのも面白いと思います。
悪く言えば、前作に比べて本編よりもやりこみ要素に分を割いたキャラゲーになってしまったということが挙げられると思います。