このゲームをお作りになられた制作スタッフ達(特にプロデューサー、ディレクターの方々) は、『ワンピース』という作品が好きなのではなく、
その背後にある『ワンピース』というだけでお金を落としてくれるファンの方々のお財布が大好きなんでしょうね。
そんな恥も外聞もない、意地汚い商売人の腐った商魂だけが全面に出たゲームです。
その筆頭として挙げられるのが、発売日から売られ、これから先も順次出るであろうDLC。
本を買ったら所々ページが抜け落ちていて、そのページを読みたければ別個で買えと言わんばかりの悪質さ。
小・中学生の子らにもファンが多い『ワンピース』で、その子らがなけなしのおこづかいをはたいて買ったもの、
もしくは何らかの記念にご褒美に買ってもらったゲームが、仕様で未完成な上に、内容を小出しで売られる事を知ったら、どう思うでしょうか。
誕生日に買ってもらった子だっていたでしょう。
その子は親に「この別売りしてるものを買わないと、このゲームは完成しないから、これも買って」と再度お願いしなければいけないのでしょうか。
また、その事を聞いた親はどう思うでしょうか。
「そんな高い上にいっぱいある別売りのなんて買う必要ありません!キリがないでしょ!」、
「今のゲームってそんな事になってるの?だからゲームなんてダメなのよ!」と思う親もいるでしょう。
そして何より、親や近しい人に大好きなゲームを否定された子ども達の気持ちが解りますか?という話なんですが、
…解らないんでしょうね、このゲームをお作りになられた方々は。
と、まぁ、このゲームをプレイした時の心情的な感想としては、こんな感じです。
見た目はね、『ワンピース』なんです。
キャラのモデリングなどをされた人達は『ワンピース』が好きなんだろうなぁ、というのがまだ伝わってくる出来なんです。
けど余程キャラ造形に自信がおありなのか、幕間の会話にまで漫画のコマ抜き出し風にバストアップのCGキャラが出てくるんですが、
これがどうにも浮いて見えて、ただでさえ手抜きな、安っぽい編集ものの映画みたいな本作を、更につまらなく演出してしまってます。
これなら実際の尾田先生が描かれた漫画から顔などをそのままコマごと抜き出してくる方が、
出来の良い作中のCGキャラモデリングと良い対比にもなって、より引き立ったと思うんですが。
ホント、見た目「だけ」は『ワンピース』なだけに、中身のお粗末さと、根本的な悪質さが残念で仕方ありません。
こんな作品の作り方や売り方してたら、いずれ近い将来、全てのゲームファンから相手にされなくなると思いますよ、割と本当に。
その際には「ゲーム離れが深刻」とか被害者ぶらずに、自業自得だと思って下さい。