CDが、ちゃんとじっくり聴ける…曲のさわりだけ聴かせてフェードアウトしちゃうようなものじゃなく。2枚組みを聴きとおして、バッハ「主よ人の望みの…」で終わったときには、はぁ〜っとため息がでてしまったくらい。いいものを聞かせてもらいました。
バロック音楽と呼ばれている音楽には、実に150年もの時代の流れがあるのですね。古典派から20世紀の「現代音楽」までの時間に相当してしまいます。その驚くほどの多様性に、このお値段で、詳しい解説付きで触れられるのですから、もう言うことはありません。
古い古い「?!」な歌唱法、不思議な調性、ヴィオルの意外な音色、ユーモア…。バッハ・ヘンデルの峰の向こう側には、こんな世界が広がっていたんですね。楽しませてもらいました。