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バロック美術の成立 (世界史リブレット)
 
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バロック美術の成立 (世界史リブレット) [単行本]

宮下 規久朗
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

西洋美術の頂点を示すバロック美術。それは燃え上がるようなキリスト教信仰が生み出した最後の輝きであった。理性ではとらえきれない幻視をいかにリアルに現前させるか。現実的なイリュージョンにいかに神秘的な聖性を付与させるか。こうした矛盾が止揚され、壮麗で幻惑的な芸術が大々的に追求されたのである。血みどろの殉教、劇的な回心、恍惚とした法悦といった主題的流行と並行させつつ、バロック美術の生成から終焉にいたる過程を説き明かす、単なる概説を超えた画期的な書である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮下 規久朗
1963年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻、イタリア美術史。現在、神戸大学文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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芸術の世俗化 2003/11/1
By モチヅキ VINE™ メンバー
形式:単行本
 イタリア美術史を専攻する著者が、写実を求める西洋美術の「技術的頂点」であり、「キリスト教美術の最後の黄金時代」であり、17世紀の「真の国際様式」となった、バロック美術の盛衰について述べた100頁ほどの小著。バロックの通史や概説ではなく、バロックの系譜を主題的な流行と並行させる「従来にない試み」を志向する著者にとって、バロック美術は、ルネサンスを経て発展した自然主義的な表現と、聖性を維持する表現との両立を要請する、「幻視」の表現の追求を軸に展開したとされる(聖なる主題とリアリスティックな手法との拮抗)。その主な流れは、対抗宗教改革期の戦闘的な生々しい「殉教」画から、写実的な静物画を挿入しつつ暗闇に差し込む一筋の光により「回心」を表現したカラヴァッジョの二重空間、「法悦(エクスタシー)」を表現する祝祭的でイリュージョニスティックな天井画や劇場空間を経て、聖性を失った自然主義絵画へという道筋である。つまり本書では、芸術表現における「世俗化」が、社会背景を踏まえた具体的な作品の分析を通じて検出されているのである。
 本書の学術的な意義については分らないが、「不在効果」とか作品と現実世界を結び付ける「媒体」とか「劇場空間」とかいった箇所は、私にはとても興味深かった。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
美術史に興味を持って初めて買った美術史本。

バロック美術がメインだけど美術史全体の流れも取り扱ってくれているのでとても勉強になりました。

イタリア旅行に個人で行ったときにこの本を持っていき祭壇画などの鑑賞に役立ちました。今は同じ著者の「イタリア・バロック―美術と建築」もイタリアへ行くときには持っていきます。
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7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おしい!! 2009/6/11
形式:単行本
薄い本です。持ち運びには楽。
でも内容は教科書みたいな、羅列文章で面白みがなくて残念な感じです。書かれてあることは
興味ぶかいのに・・・
趣味で読むのにはお勧めしません。
それから説明で出てくる絵画のほとんどが写真など載って無いので『○○作の△△の右脇に
描かれている天使が・・・』とか書かれていても”なんのこっちゃ??”って感じです。
作品事態を見たことがある呈で書かれている本です。

いちいちnetで絵画を検索して、絵画を見てからまた新たに文章を読むっと言うのを
繰り返しているので、薄い本なのに読み進みません。
集中して読める本ではないと思いました。
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