あのパブロ・ピカソが美術を担当し、ジムノペティのサティが音楽を担当し、ココシャネルが衣装を担当し、演出をジャンコクトーが担当したバレエ団があったとしたら?
飛んだら落ちてこないといわれる超一流のダンサーを集めたバレエ団があったとしたら?
盛り上げ方のうまい本です(笑)。
現代にバレエリュスが存在したとしたら、高いお金を払っても絶対に公演を観に行きたくなること間違いなしです。
ダンサーとバックボーンが一級品だけという奇跡のバレエ団「バレエ・リュス」の詳細な解説書。
詳細とはいっても難解な文章ではなく、1章読むのに、1時間かかるかかからないくらい。
かなりすらすらと読める割に、奇跡の奇跡たるゆえんが頭の中にすっと入ってきます。
さらに目が釘付けになってしまうダンサーの写真や衣装のスケッチがとても豊富です。
バラの精に扮したニジンスキーは、ずっと見てても飽きません。
バレエの魅力的な写真・衣装集としてもよいのではないでしょうか。
バレエの世界のことがこのバレエリュスを追う事でかなり分かってきます。
バレエっていつ誕生して、誰が有名で、今どうなっているのというバレエの歴史を簡単に知りたい方にお勧め。
バレエ界の常識(知っておきたい有名人や作品)を覚えたい方にも最適です。
※私はこの理由で購入しました。
バレエリュスのことを知れば知るほど、真の芸術はこれだと感じるようになります。
それに比べると残念ながら現代の特に日本のバレエ公演が芸術と離れているような気がしてなりません。。。
バレエリュスの公演を観たい!だけど観れません(泣)
そんな方には、DVD「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び」がお勧めです。
バレエリュスの芸術パワーに少しでも触れられると思います。