出版社 / 著者からの内容紹介
馬は田舎で、ぶたやめんどりと、何不自由なく暮らしていました。が、ある日、道に迷った旅のバレエ団を駅まで案内して、お礼にバレエを踊って見せてもらいます。初めて見るバレエ。なんて優雅なんでしょう。バレエを踊りたい! すっかり魅了された馬は、数日後、友だちと別れ、町へ旅立ちます。町では、車や人の多さに戸惑いながらも、馬は、バレエ学校への入学を果たし、下宿先も見つけ、友だちもできます。口は悪いが気のいいオウムや、町のオーケストラで昔ピアノを弾いていた大家さんとその仲間、そしてバテエ学校の小さな少女たち。こうして、馬は着実に夢を叶えていきますが……。“バレエが踊りたい”という、ちょっとヘンな馬をめぐって、人と動物のほのぼのとした交流が、ユーモラスに、ちょっぴり切なく、描かれます。馬の懸命の努力といい、その健気さといい、人々の善意や友情の素晴らしさといい、上品なユーモアといい、ぜひ子供たちに知ってほしい心温まるお話です。 作者は、ノルウェー生まれで、これが初めての作品です。菱木晃子さんの巧みな訳文とこの作品がデビュー作の画家・さとうあやさんの絵が、原作の楽しさをたっぷりと伝えてくれます。
読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学低学年から
内容(「MARC」データベースより)
いなかでのんびりと暮らしていた馬が、ある日、道に迷ったバレエ団の人たちに出会い、駅まで案内してあげました。「お礼に何かしたいのですが」というバレエ団の人たちに、馬は踊りを見せてくださいと頼みました…。
著者について
作者のH・ストルテンベルグさんは、一九六五年ノルウェー生まれ。一八歳の頃からラジオの子供番組の制作に携わる。現在、ジャーナリスト、シナリオライター、俳優、声優としても活躍している。本書がデビー作。訳者の菱木晃子さんは、一九六〇年東京生まれ。慶応義塾大学卒業。スウェーデンを中心に北欧児童文学の翻訳、紹介に活躍。主な訳書に、『リッランとねこ』『月へミルクをとりにいったねこ』『おもちゃ屋へいったトムテ』(以上福音館書店)『泣かないで、くまくん』(徳間書店)『ちいさくなったパパ』(小峰書店)など。ロッテルダム在住。画家のさとうあやさんは、一九六八年広島生まれ。桑沢デザイン研究所とセツ・モードセミナーに学ぶ。第六回日仏会館ポスター原画展コンクール佳作受賞。「母の友」で挿絵の仕事をする。単行本は今回が初めて。東京在住。