バルバロッサ冒頭のソ連軍のあまりのもろさに一部で「実はスターリンもこの
時期ドイツへの奇襲を考えて軍を防御態勢ではなく侵攻体制においていた。
ところがドイツ軍に一瞬の差で先を越されたため、対応ができなかった」という説がでた。
この本を読めばその説が全くのうそであることがわかる。
ソ連側資料を使っているので間違いがないとは思うが、単にソ連側の準備が
全くなにもなかっただけであった。
訓練不足、戦車は半分は利用不可、T-34やKV1の利用訓練なし、士官は訓練不足
に加え粛正の後遺症とボロボロであったらしい。
本は薄いが戦争前のソ連軍戦車の写真も充実しており買って損はない。