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前巻までとちがうのは、「いま」のこちら側の世界だけが舞台になっていることと、おどろおどろし度が低いことでしょう。キリヤの母が前世の恋人と慕いきっているヨハネが鍵となり、筋がうねり、人々が動きまわります。そして火星の眠り姫青羽のもとにみなが集結してくることでなにかが起こりそうな予感。
謎と謎の結び目が少しずつ解きほぐされていきます。が、主要人物のひとりに関するあらたな疑問がわきおこります。
キャラたちのおとぼけや感情の爆発がストーリーにめりはりをつけ、飽きさせません。個人的にはマヒルさんのぶっとびぶりがなんとも楽しい。中高年の女性たちの焦りと惑いがなまなましい。作者特有のリズムある詩的なネームにつぼをくすぐられる。ちょっぴり残念だったのが、ルビのミス(地名)と脚注に興を醒まされたこと。
終局はいまだにまったく予測できません。ひたすらに4巻を待ちます。
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