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バルトーク:管弦楽のための協奏曲,弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽
 
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バルトーク:管弦楽のための協奏曲,弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽

ライナー(フリッツ) CD
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登録情報

  • 演奏: シカゴ交響楽団
  • 指揮: ライナー(フリッツ)
  • 作曲: バルトーク
  • CD (2007/11/7)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: BMG JAPAN
  • 収録時間: 76 分
  • ASIN: B000V2RW62
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:CD
 精神の自由を守るため、ファシズムに対して断固抗議したハンガリーの作曲家、ベラ・バルトークの悲痛な叫びが聞こえる『管弦楽のための協奏曲』(1943)。
統一感のある端正な構成の中から、余分な贅肉を一切削ぎ落とした厳しい音の群れが立ち上がってくる『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』(1936)。

 ハンガリーの作曲家ベラ・バルトーク(1881-1945)の二大管弦楽の名曲を、同じハンガリーの指揮者フリッツ・ライナー(1888-1963)が、極めて緊張感に富んだ演奏を展開していて、思わず襟を正したくなりました。とりわけ、「オケ・コン」の終楽章、無窮動風の音楽が次第に高揚していくところと、「弦・チェレ」の中間二楽章、【Allegro】と【Adagio】の無駄を排して研ぎ澄まされたところが素晴らしかったですね。鬼気迫るものがあって、ぞくぞくしました。

 「オケ・コン」が1955年10月22日、「弦・チェレ」が1958年12月28&29日、ともにシカゴのオーケストラ・ホールでの録音。今から五十年前の録音だというのが信じがたい、そんな鮮やかさと切れ味に満ちた演奏。強く心に訴えかけてくる名演です。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
聴き続けてきたライナーのバルトーク
バルトークの名盤は数あるでしょうが、ライナー盤もぜひ聴いていただきたくレビューします。ライナー盤ならではの魅力があります。

私にとっての名盤とは
音楽は音を通して脳に刺激を与えます。刺激に対して脳は反応します。その反応が自分にとって良好なものであるとき、その音源を名盤だと定義しておきましょう。人の脳はオンリー・ワンですから、聴く人の数だけの名盤があるとも言えます。でも、常識的に、多くの人にとっての名盤が極めつきの名盤だと社会的認知を受けます。

ライナー盤を「極めつき」の一つだと思うわけ
理由は一言で言えます。
「ライナー+バルトークが、私に実に多様な反応を引き出してくれたからです。」
勇気づけ、励まし、意外な喜び、思い通りの喜び、助言、苦言、なぐさめ、そして癒し。弦チェレに癒されました。←普通は癒しの音楽とは思いませんよネ!

癒されたときの状況
弦チェレは1958年12月に録音されました。私は4才7ヶ月でした。ライナーと同じ空気を吸っていたのは嬉しい。14年後のお年玉で、この録音のLPを手に入れました。LPの使用目的は受験勉強のBGMです。年齢的にも多感な時期、目の前に大学受験。ライナーの弦チェレは「頑張れ」と言いました。「もうそろそろ休んだらどう」と癒そうとさえしてくれました。年長者の感傷とは思えません。まだ、そんな歳ではありません。

音質について
確かに現代のものには劣ります。少々の雑音は聞こえます。分解能が劣るのも確かです。しかし、あなたが「1958年の録音が良い訳がない」と言われても、お聞きになったとき「結構いい音じゃないか」と思われるでしょう。聴いていくにつれ、音質は気にならなくなります。そして、音楽が聞こえてきます。人の耳は順応するのです。

私の現在の聴き方と思い
今も過去も思いは変わりません。同じように聞こえます。

長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。皆様お察しのように、私はガチガチの理系人間です。非理科系の方にとっては読みにくかったかも知れません。どうか、お目こぼしを。、
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By 織工 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:CD
 バルトーク (Bela Bartok)の代表作を収録した1枚。フリッツ・ライナーは言わずと知れたバルトークと盟友のハンガリー同国人。シカゴ響は彼が徹底的に鍛え上げた当時の米国最高スキルのオーケストラ。1955年、1958年シカゴ・オーケストラ・ホールでの録音。

 <1>作曲家の意図を最大限に表出する、<2>指揮者は同作品について深い解釈と至上の熱意を有する、<3>オーケストラは意志的、技術的にこの<1><2>を正確、最良に再現する・・をもって名盤の基本条件とするならば、本盤は規範的な<名盤>である。

 例えば、バルトークの音楽が、ドボルザーク同様の卓抜したメロディ創造力をもち、ストラヴィンスキーに双璧する抜群のリズム感覚をもっているかをこの演奏ほど見事に教えてくれるものはないだろう。ライナーの後期の演奏に駄作はないと言われるが、この1枚に賭けるちょっと過剰な熱意は、この録音を聴いていて「ひしひし」と伝わってくる。シカゴ響も実に熱くかつ巧い。各パートの名人芸が魅力のこれらの作品ではその点は重要なチェック・ポイントであるが文句なし。

 以上、名盤の<3>要素を完全に満たしていると考えるのは私だけではないだろう。録音こそ古いが本作品を聴くに不足はない規準盤であり、その質量の充実ぶりからいまも他の追従を許さぬベスト盤と言えるだろう。
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