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バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ
 
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バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ

クリーヴランド管弦楽団 CD
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

バルトーク:管弦楽のための協奏曲/ヤナーチェク:シンフォニエッタ
ジョージ・セルは、1929年から37年にかけてプラハのドイツ歌劇場(現プラハ国立歌劇場)の音楽監督を勤めていたこともあり、チェコ音楽を好んで取り上げた。「シンフォニエッタ」は、セルが録音した唯一のヤナーチェクの作品だが、彼の卓越した指揮能力が凝縮された名演である。クリーヴランド管も輝かしい冒頭のファンファーレに始まり全曲を通してどのセクションも明快で同時に精緻なアンサンブルを形づくっている。バルトークの「管弦楽のための協奏曲」は、終楽章の大胆なカット(426~555小節)とカット前に418小節のフレーズを4回繰り返すというセル独自の演奏により、音楽評論家からは黙殺されているが、とにかく素晴らしい演奏である。一度は聴く価値はあると言えよう。セルは1944年12月の世界初演から1年1ヶ月後の1946年1月にはすでにこの曲をクリーヴランド管とニューヨーク・フィルと演奏、以来この曲をレパートリーにしているが、その時のエピソードとカットについての詳細はライナー・ノーツに所収されている。

クリーヴランド管弦楽団
The Cleveland Orchestra
1918年創立のアメリカの“ビック・ファイヴ(5大)”オーケストラの1つ。セヴェランス・ホールを拠点とし、夏季はブロッサム音楽祭のレジデントオーケストラとして活動している。歴代の音楽監督・常任指揮者は以下の通り。
ニコライ・ソコロフ(1918-33)、アルトゥール・ロジンスキ(1933-43)、エーリヒ・ラインスドルフ(1943-46)、ジョージ・セル(1946-70)、ピエール・ブーレーズ(1970-72)、ロリン・マゼール(1972-82)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(1984-2002)、2002年からはフランツ・ウェルザー=メストが音楽を務める。
特に、ジョージ・セルの24年に及ぶ音楽監督時代に飛躍的にレベルを上げ、セルのヨーロッパに育まれた伝統的な美とアメリカの完全な資質が見事に溶け合った理想的な演奏を繰り広げた。正確完璧な技術に加え、室内楽的とまで評された純度の高いアンサンブル、微妙なニュアンスの表現力などが特徴とされ、世界の一流オーケストラとしての評価を決定づけた。


クリーヴランド管弦楽団
The Cleveland Orchestra
1918年創立のアメリカの“ビック・ファイヴ(5大)”オーケストラの1つ。セヴェランス・ホールを拠点とし、夏季はブロッサム音楽祭のレジデントオーケストラとして活動している。歴代の音楽監督・常任指揮者は以下の通り。
ニコライ・ソコロフ(1918-33)、アルトゥール・ロジンスキ(1933-43)、エーリヒ・ラインスドルフ(1943-46)、ジョージ・セル(1946-70)、ピエール・ブーレーズ(1970-72)、ロリン・マゼール(1972-82)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(1984-2002)、2002年からはフランツ・ウェルザー=メストが音楽を務める。

内容(「CDジャーナル」データベースより)

 ハンガリーの作曲家バルトークが晩年に完成させた代表作「管弦楽のための協奏曲」は1944年のクーセヴィツスキーとボストン交響楽団によって初演され大成功を収めた。

セルは翌シーズンにはさっそくクリーヴランド管やニューヨーク・フィルとのコンサートでこの曲をとりあげ、さらにはヨーロッパ・ツアーでも演奏した。それから約20年後の1965年にようやく録音を完成させたのがこのアルバムである。

カップリングのヤナーチェクの「シンフォニエッタ」は、母国チェコの体育協会から全国大会のファンファーレを依頼され、それを発展させて小さな交響曲を完成させたもので、13人編成のブラスバンドがオーケストラとは別に配置され輝かしいファンファーレを朗々と演奏する。いずれも精緻なアンサンブルによる磨きぬかれた透明度の高い響きと、端正な表現、一分の隙もない造形の均衡が揃った名演である。

アーティストについて

ジョージ・セル(指揮)
GEORGE SZELL, Conductor
1897年6月7日ハンガリーのブダペストに生まれる。3歳でウィーンに移り、リヒャルト・ロベルトにピアノを学び、11歳の時に最初の公開演奏を行った。セルが指揮者としてデビューしたのは16歳の時で、バド・キッシンゲンのサマー・コンサートで病気の専属指揮者に代わりウィーン交響楽団を指揮した。翌年には、ベルリン・フィルの演奏会に指揮者・ピアニスト・作曲家として登場した。リヒャルト・シュトラウスに薫陶を受け、指揮者の道を歩む。ストラスブール市立歌劇場を皮切りに、ダルムシュタット宮廷歌劇場、デュッセルドルフ市立劇場の第1指揮者に就任、1924年~29年の間は、ベルリン国立歌劇場とベルリン放送交響楽団の主席指揮者として活躍した。また、ベルリン音楽院の教授にもなっている。1929年、セルはプラハに行き、ドイツ歌劇場とフィルハーモニー・コンサートの総音楽監督、音楽・演劇アカデミーの教授になった。この時期、セルは、ヨーロッパの一流オーケストラの客演指揮を行うようになり、1930年と31年にはセントルイス交響楽団と専属契約を結びアメリカに旅行している。1939年、オーストラリアからの帰途、アメリカを経てヨーロッパに帰る途中、第2次大戦の勃発で、ニューヨークで足止めをくらい、アメリカに留まることを余儀なくされた。
セルは、トスカニーニの招きでNBC交響楽団の客演指揮者として、1941年ニューヨーク・デビューを果たした。続いて、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、シカゴ、ロスアンジェルス、デトロイト、クリーヴランドのオーケストラと契約を結んだ。1942年~46年にかけては、メトロポリタン歌劇場の常任指揮者として、R.シュトラウスやワーグナーなどを指揮した。1944年以来、ニューヨーク・フィルハーモニックの常任客演指揮者の一人となり、1969年には音楽顧問に就任する。
1946年、ラインスドルフの後任としてクリーヴランド管弦楽団の音楽監督に就任、以後驚くほど厳しい練習によって磨きぬかれたアンサンブルを作り、同楽団を現代最高のオーケストラに仕上げた。セルの特徴は、磨きぬかれた透明度の高い響きと、清潔を極めた端正な表現、一分の隙もない造形の均衡にある。そして、そこには常に冷静に音楽の外側にたっているように見えながら、あらゆる作品の純粋な音楽美を見事に掘り出す、指揮者として理想的な偉大な音楽性が見出せるのである。セルは、1970年5月、大阪万国博の際にクリーヴランド管弦楽団を率いて初来日し深い感銘を与えたが、帰国後急逝し、多くのファンを悲しませた。特にモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなどの演奏には、長年のヨーロッパにおける経験を活かした格調高い解釈で定評があった。
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