単に、“割安”なものを選んで買うだけではバリュー投資とはいえない。
良いビジネスを安く買うことこそが本当のバリュー投資だ!
PERやPBRといった指標を参考に、「これは割安だぞ!」と思える銘柄を買ったとします。しかし、数カ月後、株価は思ったほど上がらないとします。
上がらないだけならまだ救われますが、逆に下がってしまったとします。このとき、あなたならどう感じるでしょうか。
おそらく「こんなに割安なのにどうして?」という疑問ばかりが頭の中を巡ることと思います。
明らかに“割安な銘柄”を買ったにもかかわらず、株価が思うように上がらないのは何故なのか。
実は、とても大事な以下の4つの視点のうちの3つが抜けているがゆえに、このような現象が起こるのです。
●良いビジネスを見つけること(定性分析)
●安く買うこと(定量分析)
●お金の流れに乗ること(経済動向)
●みんなの気持ちがわかること(市場心理)
この4つがつなぎ合わされば、「良いビジネスを安く買う。そうすれば、みんなに高く売れる」こと、つまり“本当”のバリュー投資になります。
逆に言えば、この4つのどれかひとつでも欠けたらバリュー投資とは言えません。これは、同時に、「安く買うこと(定量分析)=バリュー投資ではない」ことにもつながります。
本書では、上記の4つについて解説しています。
“良いビジネスを見つける”ために行う「定性分析」については、決算書(有価証券報告書)を参考にしながら、ファイブフォース分析などで読み解いていく内容になっています。
“安く買う”ために行う「定量分析」については、決算書の見方を中心に、“どこに注目すればいいのか”を解説しています。
“高く売る”ための土台として考えておかねばならない「お金の流れに乗ること(経済動向)」と「みんなの気持ちがわかること(市場心理)」については、マーケットの潮流を読むコツや行動ファイナンスに代表される投資家心理について説明しています。
本当のバリュー投資とは「安く買う」ことではありません。「良いビジネスを安く買うこと」こそが本当のバリュー投資なのです。
【本書の主な内容】
◎「良いビジネスを見つける」ための定性分析と、「安く買う」ための定量分析については詳説
◎“安く買える”銘柄の見つけ方を大きく4つのステップに分けて解説
◎決算書のどこに注目すれば“地雷”を踏まずにすむかを解説
◎PERやPBRだけではなく、PMVと呼ばれる新しいバリュエーションについても解説
◎決算書(有価証券報告書)を参考にしながら定性分析を行う手法についても解説
◎マーケットの“潮流(景気がいいのか、悪いのか)”が把握できる簡単な方法を紹介
◎“高く売れる”ためには欠かせない市場心理についても解説
登録情報
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