マーケティングの要諦が、大変簡潔に記述されている。 顧客視点、戦略構築、戦略実践、戦略検証・改善という分野の作法を全体で50の章にて1,2頁の中で平易に意図を述べている。
理想の読者は、相当程度のマーケティングを含む深い知識を持っていて、この本で現状の仕事の棚卸をするような人であろう。 しかし、それ以前の未だ実践のみという若きビジネスマンにも、それはそれで沢山の気付きをもたらしてもくれることは間違いない。
多くの会社の悲劇は、この手の本を最も読まなければならない人が、読まずにデンと管理職の地位に座っていることだ。外部研修を行なう資力の無い中小企業は、社長命令で幹部研修をこの本をテキストにして行なえば、一歩でも二歩でも会社は良くなること確実だ。
1200円で、120頁。 割高感は否めないが、通勤途中に読むには軽くて便利である。2時間あれば読めるので、忙しいと言い逃れをする管理者にも強く薦めて構わない。