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バラーダ―ルーマニア口承物語詩
 
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バラーダ―ルーマニア口承物語詩 [単行本]

シルヴィウ バイアシュ , Silviu Baias , 住谷 春也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

バラーダとは、ルーマニアで受け継がれてきた「口承叙事詩」。ルーマニア人が一番愛しているバラーダ「ミオリッツァ」、人柱伝説「棟梁マノーレ」、インセスト(近親相姦)タブーを題材にした「太陽と月」を紹介します。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

住谷 春也
1931年生まれ。1953年東京大学卒業、1978年『ルーマニアの民話』(共訳)以降、ルーマニア文学の研究翻訳に専念。2004年ルーマニア文化功労コマンドール勲章受章

バイアシュ,シルヴィウ
1931年生まれ。版画家・イラストレーター。1959年、ニコラエ・グリゴレスク美術大学卒業直後から国内の例年主要美術展に出品、1978年ライプツィヒ国際グラフィック展をはじめ多くの国際ビエンナーレ・トリエンナーレ美術展にも招待され、入賞をくりかえす。1995年には東京で版画展と挿絵原画展を開いた。ユニセフ・ルーマニアの児童向け雑誌「アリエル」の美術コーディネーター(1993~1995年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 93ページ
  • 出版社: 未知谷 (2008/10)
  • ISBN-10: 4896422368
  • ISBN-13: 978-4896422368
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
 バラーダとは、ルーマニアの口承叙事詩のこと。本書では、そのなかから『ミオリッツァ』『棟梁マノーレ』『太陽と月』の3篇を精選して紹介しています。ルーマニア語からの貴重な原典訳。ミルチャ・エリアーデなどの文学書の翻訳で知られる住谷春也さんの訳詩は、ちょっと硬いかなあ。

 絵巻物風な仕上がりの本です。活字が大きくてページ数が少ない。ルーマニア出身のシルヴィウ・バイアシュという版画家によるペンと淡彩のイラストレーションをふんだんに使用。枯れたタッチが厳粛な雰囲気をかもし出している。

 あくまでも私見ですが、西洋的というよりもむしろ東洋的なものを濃厚に感じさせる死生観と諦念とが作品全体の底を流れているところに、不思議な親しみをおぼえて興味深かった。でも、読者を選びそうな性質の本ではある。すくなくとも、児童を対象とする絵本とは言えないだろう。

 本の価格はもうすこし安いとよかったという気もするけど、まあ仕方ないか。
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