◎バランスシートで40兆円を見つけたタカハシ先生が、自らの"武器"について解説。
◎ビジネスパーソンも使える「会計的思考」の入門書
【目次】
一時間目 必要に迫られて学んだバランスシート
二時間目 バランスシートで発掘した埋蔵金
三時間目 バランスシートで見る日本政府の負債と資産
四時間目 バランスシートと金融政策
五時間目 バランスシートで分かる民営化と年金
六時間目 日本の財政とプライマリーバランス(基礎的財政収支)
七時間目 バランス感覚で読む国際政治
【本文より抜粋】
多くの場合そうだと思いますが、人は具体的な目的がないままに勉強するときよりも、どうしてもやらなければならない事態に追い込まれたときのほうがよく頭に入るものです。私の場合も、二八年間の官僚生活のなかで、会計や財務に深く関わらなければならない仕事に二度出くわしました。そこで集中的に勉強することができ、ここで獲得したバランスシートの発想や手法はその後の仕事に大いに役立ちました。(中略)
ここは経理の学校でもありませんし、簿記の授業でもありません。したがって、資格を取るための経理や簿記の知識ではなく、バランスシートという考え方を理解し、身に付けてもらえるための説明をしたいと思います。
【表4】
高橋洋一(たかはしよういち)
一九五五年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。八〇年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員などを経て、二〇〇六年から内閣参事官。〇七年に特別会計の「埋蔵金」を暴露し、一躍、脚光を浴びる。金融庁顧問、株式会社政策工房代表取締役会長、一〇年より嘉悦大学教授。著書に『財投改革の経済学』(東洋経済新報社)、『さらば財務省!』(講談社)、『この金融政策が日本経済を救う』『日本の大問題が面白いほど解ける本』(以上、光文社新書)など。
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