冒頭のドリフ・メドレーの「いい湯だな」のアコースティック・ギターの伴奏で緩やかに歌われる♪ババンバ バンバンバン♪からいきなり雰囲気よくスタートします。♪Ah, viva, non, non♪のバックの発音もいいですね。ラテンのリズムの軽快さの「隣組」の仏語の軽やかさのマッチングが上手くいっており、掛け声の日本語とのコラボがまた心地よく伝わってきました。
「オレたちひょうきん族」のエンディング・テーマであったエポの「DOWN TOWN」は最初からこれがオリジナルの歌唱のような雰囲気を漂わせており違和感なく耳に飛び込んできました。クレモンティーヌの声の可愛さと愛らしさがこの曲の明るさと切なさが同居している感じがよく出ています。
前奏のアコースティック・ギターの和のテイストの雰囲気に惹きこまれ「羞恥心」ってこんなに良い曲だったのかという感じで捉えました。サビの日本語がアクセントとなって伝わってきます。
「マル・マル・モリ・モリ!」の歌詞の可愛らしさが仏語とのコラボで小粋な仕上がりになっています。これは優れモノでしょう。挟まれる日本語の面白さが笑いを誘います。
「欽ドン!良い子悪い子普通の子」の「ハイスクールララバイ」、「欽ちゃんのどこまでやるの!」の「めだかの兄妹」も約30年ぶりに聴きました。ボサ・ノヴァのアレンジがとても雰囲気よく耳に届きます。
ラストはボーナストラックの「スーダラ節」です。オリジナルは1961年の発売ですから半世紀前の大ヒット曲ですね。旋律の一部は微妙に違う音程に変わっていました。クレモンティーヌは音程の良い歌手ですから、渡された楽譜がきっとオリジナルと違うのですね。
全曲とも実に魅力的なアレンジと歌唱です。元歌の国民的な人気を博したバラエティ番組の思い出と共に聴くとなんか元気が湧いてくるようです。