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バラエティ番組がなくなる日―カリスマプロデューサーのお笑い「革命」論 (主婦の友新書)
 
 

バラエティ番組がなくなる日―カリスマプロデューサーのお笑い「革命」論 (主婦の友新書) [新書]

佐藤 義和
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「THE MANZAI」「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」。伝説の番組を作り続けた佐藤義和のバラエティ番組「革命」論。今のテレビがつまらないというあなたに。

「バラエティ番組がつまらなくなった」という視聴者の声が最近大きくなってきた。制作費の削減、スポンサー至上主義、一部のプロダクションへの権力集中、クリエイティブの人材難が叫ばれる中、果たしてテレビ局は面白いソフトを提供できるのか? 佐藤義和はこう言う。「それでも面白いバラエティは作れる!」。そして、「お笑いはアバンギャルドで、革命的でなければいけない」と。演芸番組では視聴率が取れなかった1980年代、彼が制作した「THE MANZAI」「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」は、「演芸」を「バラエティ」に昇華させて一大ブームを巻き起こした。「SMAP×SMAP」ではトップアイドルにお笑いを演じさせて革命を起こした。トップバラエティの第一線で30年に渡り活躍し続けた豊富な経験と視点から、ウケるバラエティの「必要条件」とは何か、革命的な番組づくりの秘訣は何か、その「カラクリ」を「制作秘話」を添えて大公開!

内容(「BOOK」データベースより)

「THE MANZAI」「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」数々の大ヒット番組を創った、佐藤義和。彼は言う…「1980年代、お笑い番組は革命だった!」最近テレビがつまらないと嘆く人に贈るカリスマプロデューサーからの提言。そして、バラエティ番組の未来。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 主婦の友社 (2011/1/15)
  • ISBN-10: 4072767719
  • ISBN-13: 978-4072767719
  • 発売日: 2011/1/15
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 37,023位 (本のベストセラーを見る)
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フジテレビの名物プロデューサーとして、数々のヒット番組を世に送り出してきた著者によるバラエティー番組のあり方。

現在、規制やネタ番組の消滅などで、バラエティー番組の立場は非常に危うい。 著者が訴えているのは、“意味”の重要性。

例えば『全員集合』は「作り込んだ笑い」という武器があり、『ひょうきん族』は「アドリブの笑い」を武器にしていた。『夢で逢えたら』には、『アートな笑い』が存在していた。一世を風靡したバラエティー番組には、必ず何かしらの意味があったのだ。

では、昨今主流の「雛壇バラエティー」には、意味は存在しているだろうか? 若者を夢中にさせるほどの勢いはあるだろうか?

この著書には、現在のバラエティー番組がいかに魅力不足かが、分かりやすく解説されている。特にお笑い芸人を夢見ている人、業界人の方々に読んでもらいたい作品である。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 著者は「THE MANZAI」や「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」
などなどの優れたお笑い番組をディレクターやプロデューサーとして制作
してきた人である。
 入社当時に指導を受けた常田久仁子さんや、ひょうきん族当時の上司で
あった横澤彪さん達先輩亡き今、この人による、今日のテレビ制作者たち
への問題点の指摘や提言は非常に貴重である。
 “ひな壇”に数多くの“使い捨て”お笑いタレントを並べるだけの低俗な
バラエティ番組を痛烈に批判する内容は、かつて真剣に日本のお笑い文化の
創造に取り組んできた人にしか書けない説得力に富んでいる。
 テレビデビュー当時のビートたけしや明石家さんま、タモリなどのエピ
ソードも豊富で一気に読むことができた。
 そして、「その通り!」とうなづける箇所が多く、現状のテレビのお笑い
番組に不満のある方には大きなカタルシス効果もある本。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TaroTaro トップ500レビュアー
Amazonが確認した購入
帯と商品説明の惹句に〈1980年代のバラエティは「革命」だった〉とあるが、これは大袈裟ではないと思う。

評者は著者が世に送り出した番組をリアルタイムで観ていた。同時代を過ごしていたことになるが、そんな自身の経験で言えば「オレたちひょうきん族」は確かに革命的だったし、破壊的だった。それまで観ていた「8時だよ!全員集合」が急につまらなくなってしまった。それは自分だけではなくまわりもみんなそうだった。みな「オレたちひょうきん族」を見出した。中学生の頃だ。

今考えると、そもそも笑いの質が違うので、どちらが優れているという問題ではない、ということが理解できるのだが、中学生にそんなことがわかるはずもなく、「オレたちひょうきん族」のおもしろさはとにかく破壊的だった。

と、いうことで、副題にある〈お笑い「革命」論〉という「論」ばかりでなく、「回顧録」的なものも読めるかな、と期待しながら手に取った。

番組制作の裏話(多いのは「夢で逢えたら」「ひょうきん族」「いいとも」)の部分が回顧録的なものとなっていた。期待通りおもしろく、興味深い考察も多かった。

もっとも印象に残ったのは第二章「お笑い芸人の習性」。
これは80年代にブレイクした芸人たちと現在の芸人たちの違いを、主に制作側の視点から比較した考察だが、非常におもしろく興味深い内容だった。ネタばれになるので書かないが見事な考察だ。何度も何度も頷きながら読んだ。この章だけでも読む価値があるように感じた。

著者は今のバラエティの主流である「ひな壇バラティ」のあり方を憂い、そして主に製作サイドに様々な提言を行なっている。本書のタイトルを考えるとこれが主題になるのだろう。当たり前だとはいえ精神論的が多く、まぁそうだよなといった内容となっている。

この提言で、あれっ?と思ったこともある。
それは、著者が深くかかわった芸人たち、例えば「ダウン・タウン」「明石家さんま」、当時は革命的な番組の一翼を担った彼等も、今は著者が憂いている「ひな壇バラエティ」の司会者なのだが、その提言の中で彼らについて何も触れていないことだ。制作者サイドの視点から避けて通れないことだと思うが・・・。
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