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必死に犬に会話をさせようとするかたわら、主人公は妻との出会いから別れまでを回想する。精神的なもろさを持った妻、それに魅力を感じつつもとまどう夫。愛し合っているけれど不安定なふたりの関係が少しずつ明かされていく。いくら精神的に病んでいたからといって結末はほろ苦く、後味はあまりよくない。
ローレライの実験もちょっと悲惨だった。ちなみに表紙に描かれている犬はどう見ても、ダックスにしか見えないが、ローレライはローデシアン・リッジバッグ。ライオン狩りに使われていた犬。装丁買いをする人はご注意を。
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