石平さんと知中家?(仕事や友人との付き合いで中国をよく知る)の石本香さんの対話で構成されており、非常に読みやすいです。中国の経済的発展の根底にあるのは、不動産バブルでいつ弾けてもおかしくないこと、それぞれの企業発展も「まねごと(コピー)」に終始するなど、根本的な理念など無くただ8%の経済成長のみの目標といういい加減な共産党の経済政策は破綻を待つようなものだと言うことが分かりました。(輸出・輸入共に1位となる日本との関係からすると、非常に危険な状況であることを思い知らされ、日本としても真剣に付き合い方を考えねばと思います。)
あと、印象に残ったことは、チベットと中国の関係は、戦後の日本とアメリカの関係に似ていると言うこと。自国の防衛を他国に丸投げした結果、チベットは共産党の独裁国家である中国に酷い支配下に置かれているということに対し、強硬で好戦的な国家ではあるが、とりあえずは、かつて「世界の警察」と呼ばれ、「民主国家」であるアメリカとの関係で良い意味で守られてきたことは、対照的だと思いました。(基地問題等は山積していますが・・・。)尖閣諸島のことをきっかけに、自国の防衛について真剣に国家レベルで考えていかねばと思いました。(決して私は右寄りではありませんが・・・。)