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バブルの肖像
 
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バブルの肖像 [単行本]

都築 響一
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本中が夢におぼれ、欲に踊った遠い日々を振り返る、初のグラフィック・ヒストリー。『週刊朝日』の人気連載、待望の単行本化。

内容(「MARC」データベースより)

バブるアホウに見るアホウ、おなじアホならバブらにゃソンソン。日本が昭和から平成に変わるころ、1億2000万人が同じ夢を見た日々を振り返る、うれし恥ずかしのグラフィック・ヒストリー。『週刊朝日』連載を単行本化。

登録情報

  • 単行本: 159ページ
  • 出版社: アスペクト (2006/8/9)
  • ISBN-10: 4757212860
  • ISBN-13: 978-4757212862
  • 発売日: 2006/8/9
  • 商品の寸法: 17 x 15 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 195,658位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 「うれし恥ずかしバブルの日々」って表紙カバー折り返しにある通り、この本のスタンスは基本的にバブルに対して肯定的、好意的である。そこが同じ週刊誌連載でも矢作俊彦の「新ニッポン百景」とは違う。あれは非常に醒めた視線でオーソドックスなジャーナリズムだけど、こっちは主体的で、ある種、懺悔録の趣だ(しかもノリとしては「ひょーきん懺悔室」!)。ほら都築響一もかなりバブルのお先棒担いでいた訳だし(あぁこういう言い方は違うな、ある意味、あの時代に生きていた日本人のすべてが多かれ少なかれバブルに関わっていた訳だ)。もとい、このスタンスは潔いと思う。

 「カネは最強の麻薬なのだ。そして麻薬は最後にかならず負けるゲームだ」。そう、わかっちゃいるけど「カネをスるのは快楽である」。そう、人間の根源的なところを著者はわかってるよね。同様に、多くの人々も確信犯的にバブルに踊ってた訳で。だから問題は、バブルは人間の業(ごう)だとして、「夢よもう一度」なのか「おんなじこと繰り返すかよ、おい」なのかってことだよな。そこで、きっと見解が分かれる。この「バブルの肖像」を通読したあとに「うれし」に比重が来るのか「恥ずかし」に来るのか、って言う。いずれにしても、あの時代に生きた人は、この本、主体的に読みましょうね。若人は、きっと僕らが全共闘本読むような、憧憬と反感が入り混じった気持ちで読むんだろうなぁコレ。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sandroc
形式:単行本
ことさらにふりかぶって断罪するでもなく、かといってバカにするのでもなければ美化するでもなく、非常にバランスの取れたスタンスでバブル時代のあれやこれや(ジュリアナやら一億の金塊[140%に増やしたというエピソード面白かった!]やらザウスやらハウステンボスやら高級ホテルやら夜遊びやら……)を回想しつつめでていくといった本。扱っている対象が、批判することが簡単なものばかりなので、うっかり紋切り型で批判してしまいそうなものですが、そういうのをうまく避けて、きっちり自分のことばで書いているのが好感が持てる。あえて大上段で批判しなくても醜悪なものの醜悪さは自然に滲み出ているし。「ピンドンコン」とか(この写真の醜悪さはすごい)。写真もナイスなもの多し。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
2005年まで週刊朝日で連載されていたものをまとめた一冊。
写真は全てフルカラー、当時の情景を思い起こさせるような文面・・・この本一冊で充分あのイカれた時代に触れる事ができる。
建築物、人物、カルチャー、ステータス・・・バブルのあらゆる徒花が紹介されている。

今では某ゴージャス姉妹のフォーマットと言われている故・斉藤澪奈子女史。
社交界に顔が利き、語学堪能でハイソリティ・・・しかし週刊誌にスキャンダルをすっぱ抜かれ、バブル崩壊とともに姿を消し、その後は海外で生活。
乳がんと戦い、その命は華麗なまでに燃え尽きてしまう。

ティファニーのオープンハートで彼女の心を必死にゲットしようとした男性達。
クリスマス前にはティファニーショップは長蛇の列。
売り切れで半ベソをかく男性の為に店員自ら『売り切れ証明書』なるものを発行。

バブルを代表するモータースポーツ、フォーミュラ1。
当時のスポンサーだったフットワークにレイトンハウスは今いずこ・・・。

ジュリアナ東京で羽のついた扇子を振りかざして踊り狂う女たち。
今にもパンツが見えそうなボディコンに派手なメイク。
男たちはお立ち台の彼女たちにひれ伏すようにパンツを覗こうと必死。
女が一瞬だけ男より立場が優位になれた時代だった。

イカれた時代だったけど今となってはどこか懐かしい。
もう二度と帰ってこないあの時代の回顧録と言える一冊。
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