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日本国民はそんな集団的狂気をほんの10年ほど前にも経験している。日本人全体が狂喜乱舞したバブル経済だ。本書は、人間がいつ狂気に陥り、いつ正気でいるのかを説明し、バブルとデフレの原因を解き明かすことで、今後の日本経済の方向を探る。
著者は、バブル期を高度成長期の再現だと述べる。一例が地価や離婚率の上昇だ。高度成長期と同じメカニズムがまわり始めたことがバブル発生の要因だという。その高度成長期は、過当競争に基づく経済・社会システム、つまり集団狂気のごとく、1つの方向に向かって進むという戦後経済体制が主流だった。
逆に言えば、現在発生している集団狂気のデフレは、バブル崩壊後に取り入れられた市場原理という新しい競争スタイルが定着し、戦後経済体制の一掃が終われば、おのずと解決されると説く。現代日本の状況を整理するのに、読みたい1冊だ。
(日経ビジネス1999/3/8号 Copyright日経BP社.All rights reserved.)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
日本は1990年代以降ずっとデフレである。,
By mr1234 (長野県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バブルとデフレ (講談社現代新書) (新書)
今回、またも超大型のバブルがアメリカやヨーロッパにて弾けた。その結果、世界中でモノが売れなくなりつつある。 日本は昭和平成土地住宅バブル以降ずっとデフレであった。 この本はデフレについて学ぶには よいスタートになるきっかけになる本だと思う。
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