ぞうのくにの王様「ババール」は、国の子どもたちがサンタにきてもらいたがっていると知り、ヨーロッパまで行って、苦労の末にサンタさんと出会い、意気投合して……。
フランスの作家さんらしい色使いや、コミカルなタッチの線画がとても小粋。お話も山あり谷ありで、どきどきさせられますが、雪山の中でやっと出会ったサンタさんと、ババールの体型がよく似ていることには、にやっとしてしまいました。それにサンタさんは、七人の「こびと」と、木の下にある「ほらあな」に住んでいるんですよ! その見取り図もあり、世界にはいろんなサンタさんがいるんだね、と家族で話しています。
そして、ババールは巨体のぞうであるにもかかわらず、サンタさんの粋なはからいで、あることができるようになり……。楽しくてゆかいな、ちょっと風変わりなサンタ物語です。