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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
脳裏に焼き付く作品,
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レビュー対象商品: バニラ・スカイ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
私はこのリメイク版が製作される以前に、オリジナル版の『オープン・ユア・アイズ』をたまたま観たのが最初でしたが、全く予想外な展開に度肝を抜かれたのを覚えています。そしてまさかのハリウッド・リメイク!でした。しかも、トム・クルーズにキャメロン・ディアス、カート・ラッセルと豪華キャスト。スピルバーグがチラッと出てます。ペネロペがオリジナル版と同じ役で出演したのが一番驚きました。ストーリーは基本的にオリジナル版と同じなので、見比べるのが面白いですが、オリジナル版はサスペンス色が強いのに対して、本作はラブストーリー色が強い印象。アメリカではトムのキャラが知的すぎて評判が悪かったらしいですが、私は歴代のトム作品の中でも特に大好きです。とにかく斬新で衝撃的、頭がショートしてしまいそうな展開が素晴らしい。ポップなラブストーリー、サスペンスの恐怖、意外なSFの要素、急にしんみりとさせられてしまうラストの感動と、お腹いっぱいになります。予備知識無しで観たならば、驚くこと間違いないでしょう。そして観た人は、観てない誰かに観せたくなること間違いないでしょう(笑)。音楽も素晴らしくて豪華。ポール・マッカートニーがエンディング曲を作っていたり、キャメロン・ディアスが歌っていたり。キャメロンの歌声はぜひサントラでしっかり聴いてもらいたい。どこか悲しげな歌声と曲調が、ジュリーの悲劇的な末路と重なって泣けてきます。ちなみに、ちょっと気付いたので書きますが、トムが本作に出る少し前の作品が『アイズ・ワイド・シャット』で、本作のオリジナル版のタイトルや印象的なセリフが『オープン・ユア・アイズ』。目を閉じて→目を開けて、ちょっと面白くないですか?あと、『オープン〜』の監督は、トムの奥さんだったニコール・キッドマンを主演に『アザーズ』を撮っています。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
トム・クルーズの魅力,
By レエン・コオト (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バニラ・スカイ [DVD] (DVD)
ストーリー本来の魅力を単純に味わうのであれば、スペイン製のオリジナルを見た方がいいかもしれないです。まあリメイクなんてものは大抵そんなものですが・・・。 トム・クルーズが熱烈に出演を希望したなんて話もありましたが、役にはまってるとは言い難く、主人公とヒロインが互いに惹かれていく前半部分など、ペネロペ・クルスの魅力に完全に負けてます。 役柄とは逆に、ペネロペの方が生粋のニューヨーカーで(といってもスペインなまりなんですけど)、トムはアメリカの田舎出身の成金の息子みたいです。 ただ、事故で顔が崩れてしまって、彼女の前で痛々しい強気な振る舞いをするあたりから、雰囲気が変わってきます。 トム・クルーズの本来持つ、真面目で裏表のない魅力がグイグイ表に表れてくる気がしてくるのです。 結果、入り組んだストーリーよりも、愛していた彼女を失った痛みの方がより強く印象に残る作品になっています。 よって、そういうのが好きな感性を持つ人には、文句なしにお勧めの映画だと思います。 逆にストレートすぎるものには入り込めない、という人には、特にオリジナルと比べると粗が目立ってしまうかもしれません。 私自身は前者の方だったので、とても楽しめました。 ラストの、もうこの世にいないであろう恋人と向き合うシーン。 今はもう存在しないものでも、かつて確かにあったこと、確かに心の中に持っていた気持ち、それが本当に大切なものならば、その価値はいつまでも削られることはない。 その事実をここまではっきりと描くことができたものを、自分は他に知りません。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
黒でもなくピンクでもなくバニラ色の空,
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レビュー対象商品: バニラ・スカイ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
バニラ・スカイという題名を見たときには「なんじゃこれわ?」と思ったが、見終わったら得心がいった。同時に、現実の空がバニラ色に見えてきて恍惚感に浸れた。本作は、「オープン・ユア・アイズ」のリメイク版であり、映画を外から見ている限り、前作と同じに見えてきてイライラすると思うが、内から主人公に感情移入して見ると全く異なる世界が開示される。前作が、悪夢か現実かの選択に直面するのに対して、本作は、甘い夢か現実かの選択に直面する。前作と対比してそれでも現実を選択するのは何故か、という問いが本作の主題であると思う。死をも包括する現実の世界は、恐怖としての黒色ではなく、甘いピンクでもなく、バニラ色であることが僕にとって救いになった。ラストシーンのバニラ色の空が目に焼き付く作品であった。
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