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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
重い内容と娯楽の両立,
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レビュー対象商品: バニシング・ポイント [DVD] (DVD)
当時のアメリカの社会への批判と反発を、体制の象徴である警察への反抗という形で描いたアメリカンニューシネマの名作。過去を回想しながらバニシングポイント(Vanishing point=消失点)へ向かって1970年型ダッジチャレンジャーを走らせる孤独な主人公が何ともCOOLです。真っ白なチャレンジャーは、主人公コワルスキーの純粋で空っぽな心を表すかのようです。鮮烈なストーリーは、このチャレンジャーの走行シーンでグイグイ引っ張っていきます。考えさせられる重い内容でありながら、カーアクションを織り交ぜることでエンターテイメント性も生まれ、飽きさせることなく衝撃的なエンディングまで引き込まれます。車両を陸送する仕事でどうにか生計を立てている主人公コワルスキーは、過去にレーサーとして栄光と挫折を経験し、警察官になるも腐った警察内部になじむ事ができず、さらには恋人を海で亡くすという過去を抱えて生きています。些細な賭けをきっかけに、警察、マスコミを巻き込んだ逃走劇へと発展していきますが、いつしか追われる身のコワルスキーは国民のヒーローとして注目を集めます。”理由なき暴走”を応援する人々が見守る中、バニシングポイントへと突っ込むコワルスキー。。。そんなコワルスキーにとってのバニシングポイントとは何かを失くす場所ではなく、現実の呪縛から逃れ、魂を開放できる場所だったのかもしれません。 この名作がこの価格で、しかも高画質なDVDで入手できるなんて素晴らしい事です。まだ見ていない方は是非この機会に見ていただきたいと思います!(むかしはTBSの深夜枠でよく放送してくれたんですけどねぇ)
28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
強烈な印象残すアメリカン・ニュー・シネマの傑作!(^_^)v,
By 姥 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バニシング・ポイント [DVD] (DVD)
高校生の頃、映画館で本作を見た。最後のシーン、 主人公コワルスキーが道路封鎖のブルドーザーに ダッジ・チャレンジャーを猛スピードで突進させていく・・ 流れるゴスペル主題歌 キム・カーンズの歌う「ノーバディ・ノーズ」 ♪”ノ〜バディ、ノ〜、ノ〜バディ、シィ〜・・ティルラ、ラ〜ストライン・・” あまりに衝撃的な最後に・・ エンドロールが終わり劇場内が明るくなっても、 呆然としていた自分が居た。。 今はドラッグを常用し、 しがない配送ドライバーになっている主人公。 かっては花形レーサーだった頃もある。 警察官として体制側で働いていたこともある。 失敗や社会の矛盾を見せ付けられて嫌になった主人公。 今は最新型スポーツカーをフルスロットルで走らせる。 警察の裏をかいたり、挑戦してくる相手を打ち負かし、 チャレンジャー(車の車種名がまた”挑戦的”だ。。)は 大平原を一直線に走るハイウエィを駆け抜ける。 現状を放送して応援する黒人DJ。 いつの間にか、コワルスキーは「ヒーロー」になっている。 道路封鎖に集まる老若男女。 きっと目の覚めるようなテクニックで切り抜けるのだろう。 高まる期待感・・ が・・「バニシング・ポイント」 現世から「昇華」してしまう。。 「格好いい」などとは別次元の強烈な印象を残してくれた。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
消滅点,
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レビュー対象商品: バニシング・ポイント [DVD] (DVD)
休息を取らずひたすら走り続けるコワルスキー。何故彼がこれほどまでに走り続けたのか昔テレビで観た時にはあまりわからなかった。それは、TVの放映時にカットされた部分(15分程度)にコワルスキーの過去が描かれていたからである。レースでの事故、悪徳警官の同僚(ここはTVでも放映された)、ベトナム戦争での従軍経験などの過去が彼を爆走に駆り立てていた(この辺の設定は渡瀬恒彦主演の「狂った野獣」が拝借している)。コワルスキー自体が反体制の象徴であり、彼等を支持するスーパーソウルや砂漠のバイクの男などがアメリカの大衆であるという構図がテレビ放映時よりはっきりしていた(これでスッキリ)。それにしても、白のチャレンジャーの爆走は迫力がある。特にエンジン音のバリバリという音が迫力を一層増す(「ブリット」でもそうだが、この時代の車の疾走シーンは音もかなり重要な迫力の要素となっている)。カーアクションは映画の前半に集約されているが、特にチャレンジャーの美しいジャンプシーンがさりげなく挿入されている。映画の後半は荒野を疾走するチャレンジャーを遠くから静かにとらえる(これが美しい)。 監督のリチャード・C・サラフィアンはこの後あまり良い映画を撮っていない(「サンバーン」とか、「クライシス2050」)のは残念。主役のバリー・ニューマンはカーアクション俳優っぽくなってしまい「爆走」というアリステア・マクリーン原作のカーアクションたっぷりの映画に出ている。
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