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バナナの皮はなぜすべるのか?
 
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バナナの皮はなぜすべるのか? [単行本]

黒木 夏美
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人類の誕生以来、最もポピュラーなギャグ=“バナナの皮すべり”は、いつ、どこで、誰によって、どうやって生みだされたのか―?この素樸な疑問を解決するべく、マンガ、映画、文学作品、TV番組、ウェブサイトなど、さまざまなメディアに描かれたバナナの皮を踏んで検証する、“バナナ愛”にあふれためくるめく必滑書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

黒木 夏美
1978年、山口県に生まれる。2001年、九州大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 247ページ
  • 出版社: 水声社 (2010/04)
  • ISBN-10: 4891767774
  • ISBN-13: 978-4891767778
  • 発売日: 2010/04
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 476,195位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Lehman Packer トップ1000レビュアー
形式:単行本
 裏帯に『人類の誕生以来、最もポピュラーなギャグ=<バナナの皮すべり>』とある。「たかがバナナの皮で随分と大きく出たものだ。」と評者は思ったのだが、この本にはそれだけ大きく出るだけの価値はある。
 前半部分はバナナの皮のギャグの使われ方を、現代の日本から始めて香港の映画や西欧の文学と映画、さらにアメリカの映画とアニメへと分野・空間・歴史を越えて広げていく。
 『註』が15ページ、『人名作品』が6ページ、『作品名索引』が6ページに渡る本書は、相当な量の文章を引用しており、著者の思いつきと想像力だけで書いたトンデモ本ではない。

 最初の章はバナナの皮に限らず“笑いとは”という命題を議論している。正直書くと「昔の偉い人が大真面目に笑いを論じた文章」は、評者にはそれ自体がシュールなギャグに見えて可笑しかった。

 バナナの皮のギャクはもう既にお約束となってるため、観客が知っている事を前提としたメタギャグも数多くある。中盤はベタギャグ、メタギャグ、シュールギャグとありとあらゆる形に変形したバナナのギャグの話しである。この多様性は確かに、バナナの皮が他のギャグとは一線を画す、ポピュラーなギャグである事を示している。
 また、作家や監督がバナナの皮ギャグに加える、この+αのアイデアが面白い。評者は、ネオ・チンパンジーが乗る宇宙ステーションがバナナの皮でひっくり返るSF小説、が読みたくなった。
 また、チャップリンやキートンのバナナの皮ギャグに関する逸話も、笑いにかけるプロの思いが伝わって来る。

 黒木氏の文章は徹頭徹尾まじめな体裁をとっている。特に終盤にかけては、実際にバナナの皮で滑る人が多発した19世紀終わりの社会問題や、バナナのポイ捨てを禁止した法律、ポイ捨ての危険性やモラルを議論するなどシリアスな展開をしていく。
 それでも評者は、黒木氏が読者を笑わせる意図で膨大な労力を費やしたのではないか?との疑いが拭いされない。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
タイトルの通りバナナの皮がなぜすべるのか、そしてそのギャグがいかに人々に受け入れられるようになったのかを論じた本です。
テレビや漫画でおなじみの「バナナの皮ですべる」という一見ふざけたギャグをテーマに大真面目に考察しています(そこがまた面白くもあります)。
著者によれば19世紀後半の欧米の新聞にバナナによる転倒事故の記事が存在していたそうです。
今でこそバナナの皮ですべるなんて漫才や漫画でしかありえないと考えられていますが、昔はそうではなかったのかもしれません。
その他色々面白い事実が発掘されており読者を楽しませてくれる一冊です。
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形式:単行本
 バナナの皮で、すべって転ぶ――。このあまりに凡庸な「お約束ギャグ」をめぐ り、古今東西のあらゆる言説を渉猟した本だ。
 きっかけも、まさに「お約束ギャグ」そのもの。6年前の冬の朝、犬と散歩中にバナナの 皮が落ちていた、からだという。1978年生まれの妙齢の著者は、これをきっかけに 240ページ余からなる初の著書をものにしてしまった。すごいパワーだ。
 引用した作品と作家についての索引数も、なかなかの圧巻。若書きの硬質な文章も、そのまま魅力だ。 ギャグの起源を追究するが、さてその答えやいかに?
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