貪るように読んだ第一作ほどのインパクトはありませんでした。
中学校のクラスメート同士が無人島の中で殺し合うという設定、死亡すると爆発する首輪、時間の経過と共に立入禁止エリアが増え強制的に戦わされるという苛烈なルール−。前作はその全てが衝撃的でした。
3年B組(またか)同士で殺し合うのではなく一致団結して七原秋也のアジトを攻撃する、という点が二番煎じを免れてはいます。男女二人のペアを組まされパートナーが死んだらもう一人の首輪も爆発するという設定も面白い。
しかし肝心のキャラが前作の川田、桐山、教師の北野などと比べると印象が薄く、私などが覚え切る前に次々死んでしまいました。
3年B組の殺し合いに加えて秋也のテロ組織結成に至るまでにも頁が割かれているため、少々散漫になってしまった感があるのが残念です。
七原秋也と中川典子の「その後」を知りたい方には一読の価値があります。というか、この世の全てのパート'Uは登場人物の「その後」を知りたくて読むもんですよね。そして大半は前作を超えられない。