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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
やっぱり、おもしろい。,
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レビュー対象商品: バトル・ロワイアル (1) (ヤングチャンピオンコミックス) (コミック)
まず頭に入れておいてほしいのは、とてつもなく残酷な物語であること。中学生が殺しあう。 自分が生きるために人を殺しあう。 銃で、カマで、ボウガンで、撃ちあい、切り刻み、貫いて殺す。 これを受け入れられない方は、絶対読まないほうがいい。 そして、作画者のタッチ。 これもホラーマンガに通じるような、特異でリアルな暴力や性的なスプラッタ描写が 多分に含まれています。 キレイに死ねる登場人物はほとんどいません。 それが、圧倒的画力で見事に残酷にリアルに死ぬ姿が描かれています。 これもダメな方は絶対読まないほうがいい。 この作品を読むのにこの程度の前知識は常識でしょう。 読むための最低条件です。 その点をクリアして、このマンガを読む方へ… かなり楽しいです。 物語のテンポは非常に良く、登場人物ほぼ全てに何らかの大きなドラマがある。 『その他脇役』的な人物はほとんど存在せず、死んでしまうとは言え かなりのドラマが短い時間にたてつづけに起こります。 前述の作画ですが、アクは強いですがとても個性的です。 必死に生きようとする全ての人物が活き活きと描かれていて、その後に起こる 生死のドラマがありのままに魅力的に描かれています。 ストーリーは、作品の冒頭から常に理不尽な展開。 登場人物の全ては、『政府』が行うこの『殺人ゲーム』のせいで、理不尽に死んでいきます。 いったい誰が!? どんな行動・思想を起こした者が勝利するのか!? この『くそゲーム』は本当に全員殺して生き延びるしか道はないのか!? その葛藤が、終始情熱的に描かれています。 同士で寄り添いあい耐え忍ぶもの、次々にクラスメイトを殺す者、仲間を探しに奔走するもの、 脱出のために命をかけて作戦を起こす者、発狂し狂いながらもがくもの、欲に溺れて行動するもの、 それぞれの思惑が交錯し、かつてない切ない生死のドラマが繰り広げられます。 やっぱり、おもしろい。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
グロイけど、はまる人ははまる!!,
By 菜名 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バトル・ロワイアル (1) (ヤングチャンピオンコミックス) (コミック)
まず最初に、残酷描写がダメな人は絶対に読まないほうが良いです。人の身体がありえないほどにふっとびます。 たかが(使ったことはないんですけど)銃でこんなにも肉がこそげ落ちるものなのか!?と疑問に思うほど、殺し方がエグいです。 (漫画版がダメだという方が多かったですが、私は逆に原作・映画の方がダメです…。リアルで…。漫画はやっぱり漫画だと割り切って読めるので平気なんです) それさえクリアできたら、とても面白い作品だと思います。 ただの脇役??といったキャラたちのエピソードがとても好きですね。 ただ殺す、殺されるのではなく、そのキャラたちがなぜ殺したのか、なぜ殺さずにはいられなかったのか、なぜ殺すことが出来なかったのか。 心理描写の描き方が抜群です。 そして、どのキャラも憎みきれない部分が多い。 何人もの人を殺害した桐山一雄、相馬光子も、殺人鬼の一言じゃ言い表せないドラマがあります。 現に私はこの二人(特に相馬光子)が絡むエピソードはどれも好きです。 あ、でも最後まで読んでも嘉門米美だけは死ねって思ってましたけど。 絵がグロすぎる、という理由で敬遠してしまうには勿体無い作品ですね。 私は中古本屋で、バトロワのタイトルに目を引かれて一巻を読んですぐ閉じて、店内を一通り回ってからもう一度一巻を再読しました。 その位の決意が必要なくらい、けっこうぎゃー!となってしまう内容ですが、是非読んで頂きたい作品でした
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ただの殺戮マンガではない,
By warryjacson (東京都目黒区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バトル・ロワイアル (1) (ヤングチャンピオンコミックス) (コミック)
全巻最後まで読んだ立場からの意見。最後まで読む価値は、ある。 約40人のクラスメートが無人島に強制送還。生還できるのはたった一人。 単純に一人以外の全員が死ぬ運命にある。 ゲームに乗る人間、逆らう人間、協力する人間、騙す人間、 何も出来ない人間、奪う人間、守る人間、揺れ動く人間、等々、 極限状態に置かれた人間がその本質を見せていく。 同じ形をした人間がこうも異なる行動を取るか、という描写と状況設定が、面白い。 最初の絵は下手でグロいが巻が進むと上手くグロくなっていく。 人が死ぬ描写がやたらと多いのでこの部分には免疫が必要。 このマンガの登場人物は大きく2つに分けられる。 恐怖と欺瞞の中に死ぬ人間と、受容と覚悟とともに死ぬ人間。 「自分を殺そうとしている人間が目の前にいるとき、人を殺めずに命を絶つか、人を殺めて生き延びるか」 という究極の選択をつきつけられてあなたならどうするだろうか? 恐怖と欺瞞の中に死ぬ人間、受容と覚悟とともに死ぬ人間、 これらの人物達がどちらの選択肢を選んだか、一つの共通点が見えてくる。 死にゆく人間が笑みすら浮かべる。生きることに勝る幸福など存在するのか? あるとしたら生きることと引き替えに得た幸福とは何なのか? 日本ではあり得ないが、中東などでは上の究極の選択も現実になるかも知れない。 馬鹿げた状況の下に普遍的なテーマが存在している。 是非、最後まで見て欲しい。
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