バッハの作品は、楽器を選ばないと言われます。
同国ドイツのギタリストであるバンゲンハイム氏は、ギターが欲しがっている和音を充実させ且つ、各フレーズを丁寧に(ブレスを伴い)演奏。本来なら感情にまかせ大きく弾いてしまう低音についても、見事にコントロールしています。実に綺麗にバッハの世界をチェロより2本多い楽器の上に表わしていると思います。
星が4つの理由は、2楽章から6楽章の各舞曲においてのテンポ設定において多少の不満(やや遅い など)が残ることです。しかしながら、6番でのプレリュードのスピード感には心地よさを与えてくれました。全体的に、プレリュードの出来はすばらしいと感じました。また、この6作品を収録するまでに、随分と時間をかけて仕上げていった様子も伺えます。音色も重くならず素敵です。