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バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
 
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バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻

ポリーニ(マウリツィオ) CD
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バイオグラフィー

作品を極限まで追究/探求し、ギリギリまで追い込んでいく――ポリーニはそんなピアニストだ。だから聴衆も固唾をのんでそれを見守らなければならない。一音も聴き逃すまいとする人々が聞き耳を立て、水を打ったように静まりかえる会場の中、彼は独自の音楽を繰り広げる。作曲家が意図した音楽というよりも、今この時代だからこそという演奏に彼は重きをおく。そこには古き時代の作曲家たちではなく、現代の私たちと共に生きるベートーヴェンやショパンやドビュッシーがいる。… Amazonのポリーニ(マウリツィオ)ストアで詳しく見る

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登録情報

  • 演奏: ポリーニ(マウリツィオ)
  • 作曲: バッハ
  • CD (2009/10/21)
  • ディスク枚数: 2
  • レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 収録時間: 110 分
  • ASIN: B002L48G4A
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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39 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By OC with you! トップ500レビュアー
形式:CD|Amazonが確認した購入
あのポリーニがバッハを録音したというだけでも驚きです。
そしてこのCD購入後、知らずのうちにもう何度繰り返し聴いたことか…

デビュー以来、ポリーニの全ての公式音源を耳にしてきましたが、
そんな彼のバッハを聴くのは今回が初めて…
というのが私を含めたほとんどの日本人ではないでしょうか。

以前より海外では演奏されていたというこの平均律第1巻
今回の録音は、ポリーニにとって“満を持しての録音”というのが、
冒頭のプレリュード〜フーガを聴いた瞬間からよくわかります。
それにしても音が美しい。豊かな低音から想像するに、今回もファブリーニを弾いているのでしょうか?
演奏内容は、今までのどの演奏よりも遊びが一切感じられなく、
彼らしい生真面目な平均律に仕上がっており、
襟を正し、約2時間息抜きの出来ない演奏です。
ポリーニと共にこの時代に生きてきて良かった…との幸せな想いにすら包まれます。
チェンバロに比較し、残響が豊かなピアノの特性を十分に生かしきった心地よい
フレーズの数々は生命力に満ち溢れ、ポリーニの確かな洞察力が要所に滲み出ています。

これから何度も何度も聴き込まれるにつれ、
偉大なる録音と認めざるを得ない第1巻となることでしょう。

※今回の録音でも終始呼吸音や唸り声が収録されていますが、私には全く気になりませんでした。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ニゴチュウ トップ50レビュアー
形式:CD
なんと、ポリーニのバッハである。これだけでも驚いてしまう。ポリーニという芸術家には完璧ともいえるピアノ演奏の技巧を身につけた上で、これまた確かな教養を裏づけとして、レパートリーを決めうち気味に制覇する完全主義的な雰囲気があった。なので、近年の録音活動の活発化は、まさにフアンには歓迎の至りだろう。それにしても、これまでバッハの録音が一枚もなかっただけに、ここにきての新規レパートリーはびっくりの対象になる。

私がすぐに思い出したのはアシュケナージの例である。アシュケナージも相当長いことバッハのクラヴィーア独奏曲は録音してこなかったが、こちらも2004年〜05年に第1巻と第2巻の全曲を録音し、音楽フアンに思わぬ福音をもたらしたものだ。アシュケナージもポリーニもショパン弾きであるし、その辺もなにか関係あるのだろうか?

さて、ポリーニは第1巻である。(第2巻も録音してくれるのだろうか?)。聴いてみると、やはり今のポリーニである。楚な佇まいながら細やかな歌心があり、バッハの直裁な音楽がややまろやかに響く。また第2番に代表されるようなポリフォニックでかつスピーディーな曲では、ポリーニならではの直線性がぐっと前面に出てくる。

バッハの平均率の場合、モノローグのような、ともすると単調にもなりかねない部分もある。しかし、ポリーニは率直にこれを弾いていて、飾るようなところがない。起伏もあくまでも小さなニュアンスを含んだ歌にとどまっていて、このへんがポリーニというピアニストが天性として持っている芸術性による表現方法なのだろうと思う。

部分的にもう少しなんらかの色があった方がよいと思う箇所もあったけれど、これはこれで確かに「ポリーニならでは」の厳しさを持ったバッハなのだと思う。これからも、どんどん録音のレパートリーを拡充していってほしい。
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録音芸術 2010/10/30
形式:CD
2010年10月ポリーニは、日本でバッハ平均律1巻の全曲演奏会を行いました。
前半約1時間、後半約1時間のリサイタルでした。
ペダルをふんだんに使い、ショパンやベートーヴェンの演奏をイメージさせるものでした。
テンポはある程度揺らし、早めで、特に22番の演奏は、ベートーヴェンそのものでした。
バッハの演奏は、それぞれ演奏家ごとに特徴がありますが、ポリーニのリサイタルは、
現代のピアノ芸術の到達点を最大限いかしたロマン派的な演奏でした。
また、前半は一部の曲が、後半はほぼすべての曲が、一部変曲されていました。
シフも装飾音をつけるアレンジはしますが、変曲でいえば、ギーゼキングが最高です。
ギーゼキングは、和声そのものを変曲していますので、相当知的水準が高く、最も感心させられます。
さて、このCDですが、やはり録音芸術といえます。音が均整を保ち完璧すぎるくらいに
録音されています。
(リヒテルも、インスブルックで30年前にリサイタルされた録音が近年CD化されましたが、
やはり録音用にとった一般販売されているものと、全く異なっています。こちらも、相当
テンポは速いですし、一部変曲もなされています。ポリーニのリサイタルも、リヒテルに
近いものがあります。リヒテルのリサイタルの方が、水準は高いと思います。)
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