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商品の説明
内容(「CDジャーナル」データベースより)
いまや、世界的なバロック・オーケストラと合唱団に成長した、バッハ・コレギウム・ジャパンの記念すべきCDデビュー盤。発売当時、これまでにない水準の演奏と解釈で大きな話題となった。
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最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
このCDはバッハ・コレギウム・ジャパンのデビュー盤だ。1995年4月東京のカザルスホールでのライヴ録音。ソリストは福音書記者のテュルクを除いて全て日本人が担当している。アルトアリアを歌う米良美一の伸びやかな歌声は繊細且つ情感豊かで非常に印象的。イエス役の多田羅迪夫は威厳に満ちた品のある歌唱だ。テノールの片野耕喜は、録音環境の影響もあるのだろうが線が細めに聞こえ、やや説得力に欠けるか。バスの水野賢司にもより一層の情感が欲しかった。しかし、ソリストは総じて高い水準にある。
合唱は、やや型にはまった教科書的な印象を受けるが、言葉の響きと各声部の重なりがとても綺麗で丁寧な歌唱だ。オーケストラは通奏低音にどっしりとした存在感があり、そのため器楽合奏の音色の重心が下がって陰影のあるくっきりとした印象を受ける。
今や世界的バッハ演奏団体に成長したバッハ・コレギウム・ジャパンの原点がここにある。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヤキソバ
殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー
形式:CD
この鈴木盤は、ライヴ録音で、バッハ・コレギウム・ジャパンの幕開けとなるものだった。
私の所有する他演奏家のCDは、リヒター盤、コープマン盤、リリング盤で、この4種類の演奏を比較してみる。
リヒター盤の素晴らしさは言うまでも無い。
録音は古いが、その割には音質に、大きな不満は無い。
大編成で、細緻に計算し尽くされた、感覚的というより知的さが光る演奏だ。
終曲のコラールは、ソット・ボーチェで始まり、ポコ・ア・ポコ・クレッシェンドし、フォルティシモで終わる。
こういう計算がすべてを語っている様に思え、ソリストも合唱もすばらしいが、リヒターの統率力が光る。
コープマン盤はドイツ輸入盤。
録音状態は、非常に良く、包み込まれる様な、柔らかい印象だ。
ソリストはあまり前に出ないが、練り上げられた合唱の素晴らしさに、聴き惚れる。
多くの面で、中庸だと言える、万人受けする演奏。
リリング盤は迫力があるが、演奏が荒い。
福音史家を歌うシュライヤーの大きな抑揚、バスの晩年のディースカウのテクニカルな歌い方など、特徴は多い。
DDDであるのに、録音状態に、少々不満もあるが、合唱も特徴があり、やや特異な演奏という印象だ。
この演奏、全体に、バタくささが目立つが、反面、かなりの迫力だ。
本、鈴木盤は、なかなかハイレベルだ。
ソリストの歌唱は前に出る印象で、味わい深く、それぞれの器楽のレベルは、相当高い。
ただ、この曲を支配するとも言える合唱の歌唱が少々不満で、迫力不足である上、個性にも乏しい。
マタイ受難曲にも増して、このヨハネ受難曲は、合唱が、曲全体を、大きく支配していると思う。
本、鈴木盤は、合唱の仕上がりに物足りなさはあるものの、福音史家のゲルト・テュルクのリードが光る。
突出はしていないが、本、鈴木盤も、十分な聴き応えだ。
何とか世界的レベルだと言える演奏だと、私は感じる。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
このCDは、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のデビュー盤で、1995年4月の第18回定期演奏会(東京カザルスホール)のライヴ録音だ。福音書記者のゲルト・テュルク以外のソリストは全て日本人。まだ新人だった頃の米良美一の伸びやかで情感豊かな歌唱が素晴らしい。イエスの多田羅は威厳があり品位に満ちている。テノールの片野は声量が少なめなのか線が細く、やや説得力に欠けるか。バスの水野にも一層の情感が欲しかった。しかし、ソリストは総じて高い水準にある。
合唱は声の重なりが美しく響きも伸びやかではあるが、やや型にはまった教科書的な歌唱で、自発性に乏しいと感じる向きもあるだろう。指揮の鈴木雅明の実弟である鈴木秀美もチェロで参加しているが、通奏低音にずしりとした存在感があり、それで器楽合奏の音色の重心が下がり、何とも言えない良い質感が生まれている。BCJ独特の、陰りと湿り気も兼ね備えた彫りの深い音色は、このデビュー盤からも十分にうかがうことが出来る。
今や世界的なバッハ演奏団体に成長したBCJの原点がここにある。
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