演奏技術、録音技術ともに高いので、すごくきれいな音で聴けるCDです。特に弦の音の美しさが光っていますが、ときどき引っ込んで欲しいときでも大きな音なのでうるさく感じることもあります。悪く言うと、弦の主張が強すぎることがあります。
星1つにした大きな理由は、第2番の本来トランペットで演奏するパートをホルンで演奏しているからです。しかも中を開けるまで気づけないという不親切な状態。裏ジャケにトランペット奏者の名前がないから「だれが吹いているんだろう」とワクワクしてライナーノートのメンバー表を見たら、「ホルン」って書いてありました。誤植かと思いCDを聴いたら本当にホルンで吹いていてびっくりしました。
言い訳が書いてあって、トランペットでは柔らかい他の楽器の音をかき消してしまうから・・・こんな言い訳にもびっくりしました。ナチュラル・トランペットで吹けばいいだけの話。フリーデマン・インマー氏のナチュラル・トランペットの音は、とても柔らかくてすばらしいです。
こんなブランデンブルクのCDを買うくらいなら、インマー氏の演奏が聴けるアーノンクールやフライブルクのCDまたはDVDを買った方を断然おすすめします。
第2番以外の曲も、全体的に練習時間が少ないのか、テンポ感のまとまりが壊れたり、弦がただやみくもに弾いているだけに聴こえたりしていて、私は好きになれませんでした。