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バッハ:フーガの技法
 
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バッハ:フーガの技法

グレン・グールド CD
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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ミュージック

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グレン・グールド点の画像

バイオグラフィー

とてつもない天才ピアニスト。「とてつもない」とは? ――その演奏を聴けば、その意味は誰にも一目瞭然。リズム/テンポ/アクセント……どれもが強烈で躍動感に満ち、痛快とさえ感じられる。「ジャズ風」などと評されることもあるが、もっとも彼にはそういった意識はない。奇抜な新しい演奏を目指したのではなく、作品や作曲家を愛するがゆえの解釈なのである。それは、彼の全生命や限りない愛情が、一つ一つの音に込められているのを聴けば、納得がいくだろう。… Amazonのグレン・グールドストアで詳しく見る

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登録情報

  • 演奏: グールド(グレン)
  • 作曲: バッハ
  • CD (1997/5/21)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: ソニーレコード
  • 収録時間: 69 分
  • ASIN: B00005G7US
  • 他のエディション: CD
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 69,958位 (音楽のベストセラーを見る)
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1. フーガの技法BWV1080(抜粋)
2. バッハの名によるプレリュードとフーガ変ロ長調BWV898

商品の説明

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   「鮮やかな色彩を避け、代わりに薄い灰色が無限に続く。…私は灰色が好きだ」。バッハが最晩年に、時代の流行すべてに背を向けて書いた「フーガの技法」についてグールドが述べた言葉である。

   もっとも禁欲的で厳粛な、荒涼とした音楽。バッハの死の直前のこの傑作は、楽器編成が謎とされてきたため、さまざまな編成で演奏されるようになり、オーケストラで演奏されることさえあった。グールドはオルガンとピアノの2種類で録音を残した。

   ディスクの前半9曲はパイプオルガンによるもので、1962年の録音である。きわめて非オルガン的な、奇妙な演奏であって、発売当初から非難の的となったものだ。まずオルガンにはつきものの空間性がまったくない。ミヒャエル・シュテーゲマンのライナーノートによれば、オルガン用の楽譜ではなく、チェルニーがピアノ用に校訂した楽譜に足鍵盤の指定を自分で書き込んだものを使用したという。少なくとも3番、4番、5番は手だけで足は使っていない。足鍵盤の使用は最小限に抑えられ、レガート奏法を徹底的に避け、楽器の送風音(まるで教会の外を行き交う自動車の排気ガスのようにブーンと聴こえる)を目立たせる風変わりなマイクのセッティングを行った。楽器の機械音とはいえ、聴いていて気分が悪くなるようなノイズをわざと拾っているグールドの狙いは何なのか? 聴けば聴くほど不思議な、まるで壊れた手回しオルガンのようにぎこちない味わい。グールドの残した録音中、最も「怪演」のひとつに数えられるものだ。

   後半のピアノによる録音は、1967年および、グールド死の前年の1981年に収録されたものだ。すべてのテクスチュアがくっきりと浮かび上がり、闇の中に輝く美音が知的な刺激を撒き散らしながら、均整美の極致へと誘う、空前絶後の名演である。特にバッハ絶筆の第14番(未完のフーガ)が何と言ってもすごい。淡々と、しかし不思議な執念をもって進む厳粛なフーガが、まるで感電したように突然止まる。バッハが絶筆したまさに凍りつくような瞬間。「あらゆる音楽の中でこれほど美しい音楽はない」とグールドが断言する、この究極の12分間だけでも、本ディスクの価値は永遠のものと言えるだろう。(林田直樹)

内容(「CDジャーナル」データベースより)

グールドが死んで15年,今聴くと彼の音楽へのロマン主義が濃厚に感じられ,結局彼が{クラシック}という制度を解体するのではなく,担っていることを教えられる。オルガンとピアノによる人間臭いフーガの技法。美しく,醜く,親密で,よそよそしく,はかない。

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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:CD|Amazonが確認した購入
グールドによるバッハ・フーガの技法のCDは、オルガン演奏30分だけ収録したもの、何故かインヴェンションとシンフォニアを組み合わせたもの等が発売されているが、私はこの1997年発売の本作が決定版だと思う。コントラプンクトゥス第1番〜第9番が有名なグールド唯一のオルガン演奏約31分で、私は「怪演」などではなく、ピアノが本職のグールドらしさを感じさせつつも堂々とした名演だと思う。そして、本作を決定版と私が考えるのは、ピアノ演奏も収録されていること。即ち、コントラプンクトゥス第1、2、4番、正規音源による初発売となる同第9、11、13番、そして未完の同第14番のピアノ演奏であり、合計30分を超す。このうち、モノーラル録音は9、11、13番だけ。第1番等はオルガン演奏とピアノ演奏の比較に感興をそそられるし、何と言っても未完の第14番でピアノ演奏が止まる瞬間が時空の深淵をのぞくようで壮絶です。この瞬間の後にBACHの名によるプレリュードとフーガ変ロ長調BWV898(初発売)約5分が収録されているが、この曲はない方が、余韻があって良かったのではと思う。ジャケットもグールドがオルガンを弾いている写真の方が私は好きだ。そのような点を差し引いても本作は星5個に値する名盤である。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By h-okudera トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:CD
前半のオルガン演奏についてはマイクを極端に近づけているわけですが、これは残響を排除して空間性をはぎ取るという明確な意図によるものです。曲の構造を重視するグールドらしい意図ではありま~~す。オルガン=スピーカーというわけです。教会の火災で録音が中絶した後、総てをピアノで一気に録音し直すことも考えたものの実現せず、ばらばらに録音されたものがこのCDの後半に纏められています。そのために音質にもばらつきがありますが、充分に楽しめるものです。ピアノ演奏が纏められているという点で、フーガの技法についてはこのエディション版を購入~~されることを強くお薦めします。~
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daepodong VINE™ メンバー
形式:CD
 レオンハルト盤と並ぶ決定版と考えている。
 ここでのグールドのオルガン使用の意図ははっきりしている。彼はオルガンをピアノ化して使用したのだ。それは本曲の「構造」を明らかにしようという意図であり、十分理解できる。「怪演」という評価は当たっていないと思われる。組曲系(フランス、パルティータ等)とは違って複数の旋律線の織りなす構造を重視する平均律系(インヴェンションや本曲集)の演奏としてはグールドのアプローチは適切であり、従来のオルガン演奏の枠内で考えるべきではない。
 ピアノ演奏も含まれている本エディション盤を購入すべきである。
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最近のカスタマーレビュー
驚き、どうなっているのか
 通しで聞くと驚きました。オルガンで演奏していた曲が再び

ピアノで演奏されている。ほんと、びっくり。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: na214t
ピアノの演奏も素晴らしい
三重フーガはピアノでは無理ですが、重厚なヴァルヒャの演奏と異なり、オルガンのピアノタッチでの演奏は素晴らしいですね。ピアノの演奏も素晴らしいです。エマールもピアノ... 続きを読む
投稿日: 2009/10/21 投稿者: kansanbo.y.s
グールドファン以外には不要かも
1〜9は、グールド唯一のオルガン演奏ということに価値がある。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/15 投稿者: 裸足めぐり♪
グールド初心者が一言、「なーんだ、怪演じゃないじゃん。」
みなさんのレビューには、変わった録音をしている怪演と書かれているので、どれほど奇妙なのだろう?とおそるおそる購入してみましたが、素晴らしいじゃないですか。たしかに... 続きを読む
投稿日: 2008/6/14 投稿者: CELIBIDACHE
音の海から浮かび上がるもの。
本当にバッハが好きなら、ぜひ聞いて欲しい名盤です。

バッハにはメロディメーカーの側面もありますが、... 続きを読む
投稿日: 2008/3/16 投稿者: 水島寒月
何十回も聞いてしまいました。
ついに買いました!やっぱめちゃいいです。

2番がお気に入りです。どっちもいいけどオルガンの方が好きかな。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/4 投稿者: usagi
グールド唯一のオルガン演奏
1962年1月31日から2月21日録音。... 続きを読む
投稿日: 2005/7/18 投稿者: voodootalk
グールド唯一のオルガン演奏
1962年1月31日から2月21日録音。... 続きを読む
投稿日: 2005/7/18 投稿者: voodootalk
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