内容(「CDジャーナル」データベースより)
かねてから名盤の誉れの高かったアルゲリッチのバッハが最新のデジタル・リマスタリングによって蘇った。繊細さと力強さを併せ持った彼女の知性とテクニックが輝き、快い緊張感が展開する。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
“ドイツ・グラモフォン・オリジナルス”が5月24日に7タイトル発売される。そのなかのアルゲリッチのバッハ。“しみじみとバッハを聴こう”、と思っている人は避けた方が賢明。たとえバッハであろうとも、アルゲリッチは彼女の個性を十二分に発揮、劇的で切り込みの鋭い、野性味あふれる演奏を展開している。ことに、彼女のもっとも脂が乗ったころの録音だから、その技巧の冴え具合も、“まさに向かうところ敵なし”といった感じ。また、カラヤン指揮のリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」やプロコフィエフの交響曲第5番も同時にリリースされるが、これらもカラヤン/ベルリン・フィルが最高に輝いていた頃のものである。ほかに、モノラルながら、甘い音色のシュナイダーハンによるベートーヴェンのソナタや、古典的な名盤と呼ばれたカークパトリックのチェンバロによるバッハの平均律クラヴィーア曲集もある。 (平林直哉) --- 2000年06月号