登録情報
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| 1. トッカータ ハ短調BWV911 |
| 2. パルティータ第2番ハ短調BWV826 |
| 3. イギリス組曲第2番イ短調BWV807 |
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
バッハと戯れるアルゲリッチを堪能してください。,
By ここに収録されたパルティータやイギリス組曲は短調の作品ということもあって、シリアスに重く演奏する人も多いのですが、アルゲリッチはそういうアプローチは取りません。自由奔放な彼女のピアニズムは批判もありますが、この録音を聴く限りではアルゲリッチのバッハの相性は良かったようです。せっかくピアノで弾くのですからこのくらい自由なアプローチをしてほしい。こんなに面白いバッハはそうそう聞けません。
14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アルゲリッチのバッハは良いですよ。。,
By
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
静と動のコントラスト,
By KM - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バッハ:トッカータ ハ短調 (CD)
アルゲリッチは、この録音においてバッハがもつ「静」と「動」の様式美と、情念を見事に融合させている。1曲目の《トッカータ ハ短調》はバッハの7曲のトッカータの中では比較的形式がシンプル。すなわちトッカータ、アダージョ、フーガの3部からなる。アルゲリッチのタッチは冒頭のトッカータからして鋭い。しかし、そのあとの静のアダージョは抑制されている。動のフーガもまた抑制された演奏で始まるが、その後の盛り上がりは見事。2曲目の《パルティータ 第2番》の第1曲シンフォニアの冒頭グラーヴェ・アダージョも鋭いタッチで情熱的。そのあとアンダンテからアレグロにテンポを変えるのだが、そのギアチェンジは鮮やか。第2曲アルマンドへの静への変化も同様に鮮やかで、うっとりさせられる。第3曲クーラントでまた動へと移り、第4曲のサラバンドは静、その後のロンド、カプリッチョの加速は実にダイナミック。この静と動のコントラストが聴きどころ。 3曲目の《イギリス組曲 第2番》も同様な解釈で、静と動を見事に弾きわけている。たとえば、サラバンドを遅いテンポで弾くことによって、全曲のバランスを保っている。第1曲のプレリュード自体、リトルネッロ形式の起伏に富む曲であるが、アルゲリッチは模範的な演奏を聴かせる。前曲のパルティータと同様、アルマンドは美しい。ブーレはテンポが速く、CDの全曲を締めくくるジーグは力強くメリハリがある。 アルゲリッチのアルマンドとサラバンドは実に美しい。繰り返しになるがアルゲリッチの様式美と情念を見事に融合させたバッハは、他では聴けないといっても過言ではないかも知れない。 アルゲリッチの演奏は、バッハの作品がもつ情念をストレートに表したいという多くの演奏家の欲求を見事に満たした。しかも彼女の演奏はバッハの様式美を守っている。そのことが、バッハにうるさいリスナーからも、彼女のバッハが高く評価されるゆえんであろう。
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