ギシギシいうイス、変な音を立てるピアノアクション、知らない人が夜中に聴いたらトイレに行けなくなる鼻歌・・・
語り尽くされていますが、名盤です。
インベンションがただの練習曲ではないことを、世界に知らしめた演奏です。
特に三声は平均律にも劣らない傑作ぞろいです。
二声は、形式上の制限から、さすがのバッハでもそれほど傑作ばかりとはいえないので、平均律の「前奏曲とフーガ」のように、同番号の二声と三声を一組に並べ、独特の順番にしたグールドの判断は良いと思います。
(インヴェンションとシンフォニアの評価が低いのは、曲順のせいも大きいと思います)
シンフォニア9番が最終曲なのは、さすがです。
武久源造 氏曰く、「マタイ受難曲のどのアリアにも引けを取らない」大傑作です。
ピアノを学習する上ではあまり参考になりませんが、必聴の名盤です。
こちらの新盤にはインヴェンションとシンフォニア全曲に加え、イギリス組曲1番が入り、しかも安価になっているのでお買い得です。
同じ盤の
輸入盤 はさらに安いです。
ちなみに、決して子供向けの易しい曲などではありません。三声シンフォニアの中には、平均律の平易なフーガより難しい曲がいくつもあります。