基本的に私は自分で聴きこんだアルバムのレビューしか書かないのですが、今回は初めて禁を破ります。
このジャケットは酷すぎませんか。芸術性のかけらさえ感じさせないデザインとしか言いようがない。加えて、芸術っぽく見せようという意識が見えるのがさらに嫌らしい。「ヌードでも黒白モノトーンならば芸術っぽいでしょう」と言わんばかり。でもね、白人女性の胸をはだけさせて、アンダーヘア出させて、股開かせて、アルト加えさせて、これってアートなの?よく、チャールズ・マクファーソンとスティーブ・キューンが許したもんだね。
『日本人が世界で一番ジャズを理解している』なんてことを言ってみても、結局、こんなレベルのジャケットを持つCDを平気で作ってしまう時点でお里が知れるはず。かつて粗製濫造された日本企画のピアノ・トリオ・アルバムを作る意識と何も変わっちゃいない。結局のところ、売り手がリスナーを低く見ているのが明らかでしょうに。
別段、裸が嫌いなわけじゃない。はっきり言えば相当好きだろう。でもね、ちゃんとしたジャズのアルバムにエロ写真を印刷して売る行為は理解できない。これなら、週刊誌の袋とじヌードの方が程度が上でしょう。少なくとも、読み手の嗜好を正確に分析しているもの。