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23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
大幅なリテイク,
By それ (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バットマン:キリングジョーク 完全版 (大型本)
完全版は、以前ジャイブから発売された版と比べると、ブライアン・ボランドによる「再リテイク」と定義した方がいいと思います。以前の版のカラーリングは、けばけばしい色彩による狂気、幻影が炸裂していました。しかしアーティストのボランドはこのカラーリングには失望したらしく 待望の自身による再カラーリングとのことです。生々しい「赤」が強調され、回想シーンはモノトーン、海老だけ色がついていたり、完全に演出として再定義された版になります。 そして描き足し、修正が非常に細かく、ボランドの線による小道具、人物などがとても見やすくなされています。これを大人しいと見るか、落ち着いていると見るかは人それぞれでしょう。 以前の版を持っている人ほど楽しめる本であることに間違いありません。 「罪なき市民」は以前小学館プロダクションから出版された「ブラック&ホワイト」に収録されていた作品ですが、これは白黒だったのを今回の収録にあたり全てにカラーリングを施し、 またボランドの緻密な作画とカラー化された喜びを満喫できる内容となっております。
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジョーカー生誕,
By
レビュー対象商品: バットマン:キリングジョーク 完全版 (大型本)
狂気に堕ちたジョーカーの過去と今をひとつの線で描いたかのような傑作です。ジョーカー誕生譚はいくつもあるのですが、やはりこの本が一番だと思います。 極彩色で描かれた現在や、モノトーンで演出した過去、そしてジョーカーの作り出した悪夢のような光景など 非常に読みやすく、しかし悲しく描かれています 話自体は非常に短いのですが、これは読んだ価値があったと思います。 すべてのバットマンファンの手元に届く事を願っています。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
こうして名作がよみがえるのは感慨深い,
By
レビュー対象商品: バットマン:キリングジョーク 完全版 (大型本)
昔はアメコミをよく集めていて、このキリングジョークも原書で持っていました。日本語版がニューカラーバージョンで発売されたと聞き、購入。 原書も引っ張り出してきて見比べながら読みました。 私の感想としてはどちらのバージョンも捨てがたい。前は色が飛び交う派手な彩色で狂気の世界という感じでしたが、 今回はジョーカーが生まれる苦悩がオーソドックスに描かれている印象になってます。 イラストレーターは昔の彩色が嫌いと言うことなので今回のほうがいいということなのでしょうが、おとなしくなりすぎた感じです。 ただ、肝心のラストは絶対今回のほうがいいので、トータルでニューバージョンは作品をよみがえらせる良い試みだったと思います。 併録されている「罪なき市民」をカラー化したのは蛇足だと思いました。 もともとバットマン:ブラック&ホワイトという白黒が前提で制作されているコミックに収録されている作品で、強烈なコントラストが良かったのに、その良さが完全に失われてしまっています。 キリングジョークは短い話ながら、ジョーカーやバーバラに関する重要な歴史が語られているので、今後バットマンシリーズを理解する上でも必読の書だと思います。
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