80年代ティム・バートンが再映画化し、最近では「メメント」のクリストファー・ノーランが久しぶりに映画化したバットマンの映画化第一弾です。60年代の作品です。
原作のアメコミはもっと昔、40年代に誕生しました。原作者はボブ・ケーンです。アメコミも作者は変わりながら現在まで続いています。作風もオリジナルとはまったく異なってしまっています。当初のいかにも子供向けのキャラクターは、今ではグラフィク・ノベルとしてシリアスなものになっています。
当映画のバットマンはオリジナルのボブ・ケーンのキャラクターと同じコスチュームです。マスクにマントにボディ・タイツにパンツと、これがカッコよく思えたのは時代の問題でしょうか?いえ、60年代当時から変でした。スタッフもそんなことはわかっていながら、あえて作っていたようです。アクションシーンではコミックの擬音が文字でそのまんま出てきますし。スタッフが楽しんでふざけているのが伝わってきます。
もともとTVのスピン・アウトとして作られたものですが、TVも同じようなものでした。当時、子供はヒーローものとして、大人は昔のコミックのパロディとして観ていたようです。
ふざけた雰囲気の中、主演のアダム・ウエスト(バットマン)とバート・ワード(ロビン)だけがやけに大真面目にに演技していたのが、また笑えます。彼ら二人はアメリカではいまだに伝説の人物です。スタートレックのトレッキーみたいな熱狂的なファンがいるそうです。サイン会やトーク・ショウにはいまだに沢山の人が集まるそうです。(どこでやってんだ?行ってみたいぜ!)