きりつけられたような、感じがしました。
いろいろな人の想いと、言葉に。
巧の一球に対する想いだったり、豪の「誰にも渡さない」という言葉だったり、
瑞垣のトラウマみたいな執着や、門脇の言葉にしなかった想い、海音寺や吉貞、磯部達の想いに。
心臓をきりつけられたような感じがしました。
きっといつまでも疼いて、読んでる最中の痛みや、
読み終わった後の痺れる感じは、忘れることはないだろうと思います。
薄れることはあっても、消えない感覚として胸に残って欲しい。
そう思わせてくれる本に出会えて、本当に良かった。
痛みや葛藤を含んで、未昇華なまま終わったけれど、
それでも彼らは自分の道を歩み続けるのだろうと思います。
穏やかではないけど、終わってしまって寂しい気持ちもあるけど、
それでも落ち着いて最後を迎えられて、良かったです。
しばらくは、余韻が続くんだろうな。
それもまた、素敵なことだと思います。ずくずくするけど。
最後に、あさの先生、今まで本当にありがとうございました。
バッテリーに出会えたことを、心から感謝します。