バックドラフトのスコアとハンス・ジマー。サントラマニアの間では、すでに語り尽くされた伝説の組み合わせだ。
サントラ入門の一枚としても最適で、この「バックドラフト」や「ザ・ロック」でサントラ道へと足を踏み入れた人も多い。健全なクラシックやポップスのリスナーを、暗黒のサントラ道へと引っ張り込む蠱惑的な一枚である(笑)
ハンス・ジマーは、この作品以降、「ザ・ロック」「クリムゾンタイド」「ピースメーカー」と怒濤の快進撃を続け、ジマー節と呼ばれる一連のリズム系パワースコアを確立した。これ以前のサントラといえば、オーケストラ中心のスコアが主流であり、この作品によってジマーは映像音楽の新しい境地を開拓したことになろう。
さて、音楽についてだが、もはや語り尽くされた感があるので、ここでは当商品と輸入盤の違いに絞って説明したい。(ちなみに輸入盤は、検索欄に「Backdraft」と入力すれば出てくる)まず、当商品は以前(91年頃)から販売されてきた物の再販にもかかわらず、値段が高くなっている。10曲43分でこの値段は不満である。それに対して輸入盤はもっと安く、手に入る。
また曲数も国内盤10曲に対して輸入盤11曲となっており、輸入盤の方が1曲多い。(増えた1曲はジマーのインタビューなので、日本人にはありがたみが無いといえばそれまでだが)
ただ輸入盤のジャケットのデザインはセンスが悪い。デジタルリマスターされたのはいいが、それをジャケットに太枠で大きく印刷しているので格好悪いのだ。このあたりは実際に見て頂いた方が早いと思う。ただ、それを差し引いたとしても、輸入盤の方がお得なのは間違いない。