バチカンの奇跡調査官、ロベルトと平賀神父を主人公としたシリーズの第4弾。こういう宗教モノ、オカルトモノが好きで、第1弾から読んでるけど、今のところ今回が一番面白いかもしれない。
今回のテーマは、死後の復活というカソリックでも最大の奇跡と思われる事件を二人が調査する。しかし、いくら調査を進めてもそれを疑わさせるような証拠がでない。そんな中、平賀自身が悪魔崇拝者のグループと見られる集団に拉致され、死の危機に陥るが、それを調査対象の司祭により奇跡的に救われてしまう。
今までの奇跡調査の中でも、最も困難な調査でもあり、ほとんど完璧な奇跡と思われた事件であったが、その裏には恐ろしい陰謀が隠されていた...
前半の奇跡調査の部分の謎の溶けないもどかしさから、後半一気に進む謎解きの展開の緩急が非常にいい。まぁ、ちょっと謎解きには強引なところもあるけど、読ませる内容だった。うーん、このシリーズかなり面白いなぁ。