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バチカン・エクソシスト (文春文庫)
 
 

バチカン・エクソシスト (文春文庫) [文庫]

トレイシー ウイルキンソン , Tracy Wilkinson , 矢口 誠
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

バチカンには法王公認のエクソシストがいて、いまもハリウッド映画さながらの“儀式”が行われている。約2千年にわたるカトリックの歴史のなかで、それはどのように位置づけられ、悪に取り憑かれた人々を救済してきたのか?LAタイムズの女性敏腕記者がスリリングに暴きだす「現代の悪魔祓い」の闇と真実。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウイルキンソン,トレイシー
ロサンゼルス・タイムズのメキシコ支局長。90年代のボスニア戦争報道で権威あるジャーナリズムの賞、ジョージ・ポーク賞を受賞

矢口 誠
1962年生まれ。慶應義塾大学卒業。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 271ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/4/9)
  • ISBN-10: 416765167X
  • ISBN-13: 978-4167651671
  • 発売日: 2010/4/9
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
著者はアメリカ人のジャーナリストです。なので、この本は様々な見地からエクソシストとは如何なるものなのかをレポートしたもの、という感じになっています。なので、オカルト本でもなければ、スピリチュアルな本でもありません。
エクソシストとは、本来バチカンから正式に任命されて活動している神父たちをwしますが、その中にも様々なタイプがあり、活動や考え方には大きな違いがあります。
そして、実際悪魔に憑依された経験をもつ人(現時点で憑依されている人物も含)たちへのインタビューもまじえ、冷静な視点からエクソシスト、エクソシズムとはどういうものかを書いた本となっているように思いました。

基本的に宗教を持たない日本人にもわかりやすい内容で、バチカンのエクソシストに対する状況や現状なども書かれており、実際行われている悪魔祓いがどういうものかも詳しい記述があります。
悪魔祓いとはどういうものか、エクソシストとは何かを知るには、ひじょうに良い本と思いました。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By わに
形式:文庫
LAタイムズの記者による綿密な取材と比較的客観的な記述。
イタリアにおける悪魔祓い(エクソシズム)のウソのようなホントの話。
現在のバチカンは「エクソシストの仕事をはっきりと承認している。」
しかし「エクソシストの活動が不必要な注目を浴びたり、悪魔祓いを望む人が増えるような事態にはなってほしくない」ようだ。
この現代に、宗教と医学と教会と個人がもつれあう微妙な領域。
色々な考え方の人間が登場しているが、東洋人の私が共感できるのは精神病理学の権威マストロナルディ博士の言葉だ。
「悪魔祓いの儀式は悪循環を起こしている…一方の被術者は病気に苦しんで悪魔を信じたがっているし、司祭のほうはそうした人々を勇気づけようとしているわけだ…」
さらに訳者解題の「日本のカトリック教会の場合」がまたおもしろい。
同じキリスト教でも土壌や文化が違うと悪魔は憑かないようで…興味深い本である。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本、タイトル及び目次を見る限りでは非常に興味を引くのではあるが、実際の内容は「物足りない」のが印象に残る。 現在におけるエクソシズムの在り方に係る諸問題 -精神的疾患への妄信的アプローチが及ぼす被験者の危険性。あるいは、逆に実在する人格(神格?)としての『悪』への精神療法・刑事罰での空しい対応- 等に関してジャーナリストである筆者のテーマへの掘り下げが甘く、インタビュー相手が替わる度に思索が右往左往し結論じみた見解が導きだされないままになっている。 たとえ、筆者の独断であれある程度の見解が最後のあれば読後感も、もう少し充実できただろうに。 とはいえ知的好奇心を満たす興味深いテーマに果敢に取り組んだ点で購入して損はない本である。

 
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