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バチカン―ミステリアスな「神に仕える国」 (中公新書ラクレ)
 
 

バチカン―ミステリアスな「神に仕える国」 (中公新書ラクレ) [新書]

秦野 るり子
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

信者を導く組織であり、世界最小の独立国。その成立から現代に至る歴史をふまえながら、日本人には理解しがたい中世的「ミステリー」が生き続ける現場としてバチカンを描く。実在のエクソシストとの会見も収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

秦野 るり子
1982年、東京外国語大学卒。同年読売新聞社入社。経済部、外報部(現国際部)、ワシントン支局(読売新聞初の女性特派員)、ジャカルタ支局、ローマ支局などを経て、調査研究本部主任研究員。1985~86年、コロンビア大学ジャーナリズム大学院客員研究員。2008年1~5月、カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院客員講師。1986年、米チャタヌガ市名誉市民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/05)
  • ISBN-10: 4121503171
  • ISBN-13: 978-4121503176
  • 発売日: 2009/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 入門書としてなら…, 2009/6/12
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革命人士 - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: バチカン―ミステリアスな「神に仕える国」 (中公新書ラクレ) (新書)
厚いベールに隠されたバチカンの素顔を深いイタリアや神学理解を背景に描き出した、朝日の郷富佐子記者が出した岩波の同名新書に比べると、生々しさも数段落ちてしまうなあ…という感じがする。ローマ法王のことを知らなくて、初めてバチカン関係の本として手に取る人には、悪くはないかもしれないが、この手の本を買う人は大抵、キリスト生誕から2000年のキリスト教史を読みたいのではなく、教会法の変革、バチカン外交のような今日的問題や金や次の教皇候補といった神様の舞台裏が知りたいから買うと思うのだが。

前半の1、2章はまさにバチカンの歴史で、誰が調べて書いてもこんな感じになるかという感じ。後半の3,4章は多少、取材した生の要素も入って興味深いのだが、岩波「バチカン」が取材時の小さなエピソードから「バチカン」らしさをえぐっていたのに比べると、オーソドックスな取材のボールを投げ込んでいる感じはする。どうでも良いことかもしれないが、175頁「中絶を選ぶ権利の反対などを声高に唱え、女性の権利拡大の流れに棹さす一大勢力として…」はベタな誤用なのか、あるいは確信犯なのか?後者であることを祈りたい。

厳しい言い方だが、バチカン組織や対中国政策、女性問題など今日的課題にも一定程度触れられているので、一通りは読める。入門書としてなら悪くはない本だろう。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 カトリック初心者も、そうでない方も、読んで損はないはずです, 2009/12/2
By 
ディレッタント - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: バチカン―ミステリアスな「神に仕える国」 (中公新書ラクレ) (新書)
 こちらはタイトル通り、10月末にDVDが出た映画「天使と悪魔」でもお馴染みのバチカン市国と、そこを総本山とするローマカトリック教会について書かれた本です。
 著者は読売新聞のローマ支局に勤務されていた方で、私も当時新聞でバチカン関連の記事を読む度にこの方の名前を目にしておりました。そういう経歴の方ですから、著者名で信用して買ったという方は私だけではないはずです。

 本の内容はと申しますと、前半はイエス・キリストから始まって、民族を越えた宗教への飛躍を経て中世、近代、そして現代に至るカトリックの歴史を、初心者にも分かりやすく書いてあります。
 後半は現代のローマ教皇の権限、カトリックの位階のシステム、20世紀後半から現在までの教皇の業績、教皇を選出するコンクラーベの仕組み、バチカンの官僚機構や、バチカンと世界との関わりなど、主に現代のバチカンについて紹介されてます。
 全体を通してカトリックを知らない人でも理解できるように分かりやすく書いてありますが、ある程度カトリックについての知識がある者にとっては物足りないかも知れません。
 ですが、数年前の事件を例にとって現代のバチカンを取り巻く様々な問題を書き出していたりもしますので、そういう人でも読んで金と時間の無駄遣いだったと思うようなことはないと思います。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 おまけの☆☆☆としか, 2009/6/10
レビュー対象商品: バチカン―ミステリアスな「神に仕える国」 (中公新書ラクレ) (新書)
 報道畑のかたによるヴァチカンものの新書というと、少し以前(2007年10月)に、朝日新聞関係者の出された、何で「岩波新書」から、という感じのものがありましたが、おそらくは、それを踏まえて(?)の読売関係者。何か勘ぐってしまいます。さすがに他方の老舗「中公新書」ブランドではないですが。
 「教皇やバチカンに興味はあるが、いま1つ存在がわからないという人向け」(「はじめに」p4)ということで、必要と考えたからなのでしょうが、何も御丁寧に無理やり略史を載せなくても、と思えてしまいます。何か水増しのためのよう。特に「第1章 ローマ教皇の成立」では神話と歴史の間をヘンに行ったり来たりしていませんか。スタンスの定まらないまま、何処かの参考書を一所懸命首っ引きに、という底の浅さが透けて見えるような印象です。どうせなら、自信を持って推薦できる本を紹介してくれるレヴェルでも良かったような気さえします。「本」ということを意識したのでしょうが、もっと新聞的に現代的話題に絞り、どうしても必要な歴史的、聖書的なことは註や何かにするくらいの思い切りがあっても良かったのではないでしょうか。
 やはり、時代が下って、近い時代のこと、現在のヴァチカンをめぐる話題になってくると、さすがに報道畑のかただけあって、といいますか、こちらの関心とも合致してなのか、面白味がでてくるように感じました。ですから、後ろ半分ですね、それなりに読めるのは。「なるほどね」というものも幾つもありましたし。
 ところどころにある一見キワドイ話題は、いたってまじめなものです。穏健・穏当に述べ扱われています。まあ、せっかく著者が築き上げた関係を壊すようなマネはしないでしょうし、避けたというのではなく、これはこれで好もしい記述と言えます。
 「ミステリアスな」という副題やコラムの1つ「エクソシスト」が勝手に歩きだしているようですね。因みに先行のライヴァル・岩波本も「悪魔払いの講座」、「バチカンとカネ」など含めかなり重複する話題があります。
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