評価が難しいです。今聴きながらレビュー書いてますけど、取りあえず捨て曲と呼べるものはありません。というかかつてないほどバンドサウンドの整合感が高まっています。逆に荒削り感は大幅に減退してるのでそういうのは期待しないほうがいいです。
通常邦楽の歌ものロックは
(Aメロ→Bメロ→サビ)×2→大サビ&ブリッジ→サビ
という流れが主流ですが、ジェネは最初のサビまでの助走が長くて、最初のサビの後にブリッジが来るスタイルの曲が殆どです。そのため、今まではテンポの速さや独特の音像で間延びを避けていましたが、今回はメロディーの振れ幅が飛躍的に進化したことでファストからバラードまでどれもフックが立っています。試聴では分かりませんが個人的に菜々のサビメロは今年度トップ10に入れたい程の絶品。
出だし2曲、特に揚羽蝶は今までのジェネの集大成とリズムセクションのスキルアップを感じるめっちゃカッコイイ曲です。
さて、なんで『ちょいだれる』という表現をしたのか。ずばりラスト4曲がミドル&バラードというのは正直今のジェネのサウンドでは間延びする展開に感じてしまったからです。こんだけスキルあるなら最後手前辺りに前作の(傘)に通ずるシンガロングナンバーが欲しかったです。勿論曲自体はレベル高いです。ギターのコウキさんに関しては、(蜃気楼)では新しいエフェクトを、(すばらしい日々)では新しいコード進行をイントロから聴かせてくれます。