バズ・マーケティング社(http://www.buzzmarketing.com/)の現CEOであるマーク・ヒューズ氏の著書。
バズとは『虫の羽音』を意味します。「ブーン、ブーン」と耳障りになるほど、とかく耳にするということです。つまりバズ・マーケティングとは、『話題(流行)』を作り出すこと、と言ってもいいでしょう。
これを日本で実現した事例は、Livedoorでしょうね。Livedoorの日本放送買収劇は、良くも悪くも、誰もが話題にしたことです。そしてそれが、Liedoorのポータルへのアクセス数を増やし、企業価値を高めたのです(彼らがバズ・マーケティングを知っていたかは別ですが)。
本は、とても論理的でかつ分かりやすい素晴らしい本です。
全般的に事例が豊富で読み物としても読みやすいので、さっと一読することもできますが、時間をかけて読んでみてもいいと思います。ひとつひとつ事例を想像したり、日本にある製品で頭の中で当てはめてみたりして、じっくり考えてみてもいいでしょう。
これは本当にとても素晴らしい本です。
あえて言えば、話が少しキレイにまとめられているように感じます。各事例の実際は、もっと試行錯誤があったと想像してます。
ただ、バズ・マーケティングを実行するのは簡単ではありません。思い込みを排除し徹底的に考えることができる『思考力』と不屈の『やる気』が必要です。
またおそらく、良くも悪くも、日本の大企業の"サラリーマン"にはできないでしょう。
しかし(それゆえに)今現在において、価値があると言えるでしょうね。また、CGMという時流の流れに確実に沿ったものです。
ちなみに、バズ・マーケティングとコチコミ・マーケティングは、似て非なるものです。念のため。