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バス174 スペシャル・エディション [DVD]
 
 

バス174 スペシャル・エディション [DVD]

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登録情報

  • 出演: ドキュメンタリー映画
  • 監督: ジョゼ・パジーリャ, フィリッピ・ラセルダ
  • 形式: Color, Dolby
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.37:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 角川書店
  • DVD発売日: 2006/01/27
  • 時間: 119 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000CFWOQG
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 53,018位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

『シティ・オブ・ゴッド』をしのぐ真実の衝撃!
ピストルを手にバスに立てこもった男と人質たちの運命とは!?驚愕のクライム・ドキュメンタリー!!

◆銃声!罵声!悲鳴!この<最悪>な現実を直視せよ!!2000年リオデジャネイロで実際に起きたバスジャック事件の全容を追った、驚愕のクライム・ドキュメンタリー!
24時間におよぶ膨大なニュース映像と、人質たちを含む数多くの証言から織り上げられた映像は、息をのむような臨場感とともに見るものに迫る!!

◆『華氏911』『スーパーサイズ・ミー』など、新世代ドキュメンタリー・ムービーが大ヒット中!!2003年NEWS WEEKドキュメンタリー・ベスト5に選出!!

◆『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督が全面協力!新たな天才監督の誕生!!

★2002年 リオデジャネイロ国際映画祭国際審査員賞最優秀ブラジル映画 / 観客選出最優秀ドキュメンタリー賞
★2002年 サンパウロ国際映画祭国際審査員賞優秀ドキュメンタリー賞 / ドキュメンタリー映画新人監督賞
★2003年ロッテルダム国際映画祭国際アムネスティDOEN賞

【ストーリー】
2000年6月12日リオデジャネイロ。青年が乗客11人を人質に取り、ピストルを手にしてバスに立てこもった!特殊部隊と多くのメディアが現場に急行。ブラジル中の人々がテレビの生中継を見守った。スラム街で育った犯人のサンドロは、かつて起きた警官たちによるストレート・チルドレン虐殺事件の生き残りだった。5時間にもおよぶこう着状態の後、サンドロは人質女性を連れてバスを降りるが・・・。事件はなぜ起こり、なぜ、あのような結末を迎えなければならなかったのか!?

【スタッフ】
監督:ジョゼ・パジーリャ
製作協力:ウォルター・サレス
共同監督・編集:フィリッピ・ラセルダ
製作:ジョゼ・パジーリャ、マルコス・プラード
共同製作:ホドリゴ・ピメンチウ

【特典】
●メイキング・オブ・『バス174』
●インタビュー集

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

2000年6月、ひとりの青年が乗客11人を人質に立てこもったブラジルでのバスジャック事件の全容を追ったクライムドキュメンタリー。24時間に及ぶ膨大なニュース映像と、人質たちを含む多くの証言から構成された臨場感あふれる映像で当時の深層に迫る。

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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ストリート・チルドレンとして育った青年サンドロ。彼が引き起こしたバスジャック事件の顛末を捉えたテレビ映像と関係者の証言を交錯させながら、ブラジルの子供たちが置かれている暴力と貧困の悲惨な状況が克明に描き出された記録映画。「ストリート・チルドレン」と呼ばれる子供たちの存在を無視しようとするブラジル社会への告発とも言える内容だ。

監督のジョゼ・パジーリャが自分の足で取材して回った背景調査の内容や、関係者の声によって、バスジャック映像の後ろに隠れた真実、何よりマスコミが何も語らなかったサンドロを中心に据えた「事実」が暴かれている。Special featureの「メイキング」と「未使用インタビュー」は、このDVDにとっては本編と同等程度にまで重要な「記録作品」といえる。顔にぼかしが入っていたり、覆面、眼出し帽姿の人物も登場。誤魔化さない真の映像、真の言葉を見聞きすることが出来た。「人質」「18歳以下の子供たち」「警察官」「プロの強盗」「社会学者」「サンドロの叔母」「ソーシャルワーカー」。通常では考えられない登場人物にも語らせた意義は大きい。

ソーシャルワーカーの最後の言葉「サンドロはマスコミに利用されただけ」は、この作品自体にも向けられた怒りそのものでもあろう。このDVDを観た私自身にも向けられた怒りとしても受け止めた。大きな後ろめたさが心に残った。
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
路上の現実 2005/11/26
By maddoggie VINE™ メンバー
冒頭、鳥瞰映像がリオ・デ・ジャネイロの街を写すだけで、恐ろしい予感に胸が苦しくなる。海岸線から豪奢な家々を越え、ゴミ捨て場と見紛うファべーラ(スラム街)を挟むと、高級ホテルそびえる国際的ビーチ・リゾートまで数秒。世界広しと言えど、ここまで極端に富と貧が隣り合わせになった場所もそうないだろう。ブラジルでは中継映像が延々テレビ放映されたこのバス・ジャック事件、監督はフィットネス・クラブで足止めされ映像を眺めていたそうだ。当時犯人に関する情報はほとんど報道されず、その後判明したのもストリート・チルドレンだった事実のみ。中継映像を掘り起こし、被害者、警察、SWATの者、昔の仲間、福祉関係者、プロの犯罪者にまでインタビューを重ね、あちこち訪ねて犯人サンドロの人生を洗い出したのがこのドキュメンタリー映画なのだ。

ある時点で、彼が無事にバスを降りることはないと確信せざるをえないはずだ。刑務所の酷い環境や路上での生活には未来はないし、そもそもこの犯行自体声なき者の無言の抗議、社会に黙殺され続けた目に見えない者たちの精一杯の抵抗、娯楽として事件を消費するメディアを逆に利用した主張ではないか。そう思うと、被害者の少女の「本気で私たちを殺そうとは思ってなかった」「彼こそ被害者だ」という言葉が重く響く。事件が悲劇で終わることも容易に見えるのだ。ただ、どれほど想像力を働かせてもこのエンディングは描けないだろう。それほどの衝撃が甘い予測を踏みつぶす。誰かが映画を撮ったのだから、彼の叫びは我々に届いただろうか。確かにその行為は許せないだろう。ただ、他の形で声を上げられない者の存在をどう考えるのかという問いが残るのだ。我々も彼らを無視し、ひとつの娯楽として事件を消費するのだろうか(どう言い訳をしようが、この映画を見る理由に生の「悲劇」を見たいという好奇心があることは否定できないのだから)。
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2000年に実際に起こったバスジャック事件の記録映像と事件の背景にあるブラジル社会の貧困とストリートチルドレンの問題を数々の証言を絡めて描き上げた傑作ドキュメンタリー。バス174事件はTVによって生中継され、多くの人々が事件を目撃した。だが、多くの人たちは退屈しのぎのクライム・ショーを見ていただけだろう。ショーを見ていたみんなの気持ちはサンドロが最後に死ぬことを期待していたに違いない。本作品は事件の映像を時系列に沿って描くと同時にサンドロがどのような人生を辿って本事件に行き着いたかを丹精に描いている。そこにはブラジル社会の闇の部分が明確に浮かび上がってくるがこれはブラジルだけではなく程度の差こそあれどこでも共通の問題ではないかと思う。貧困とドラッグ、そして暴力によって子供たちが居場所を失い、路上で生活することでギャング化してゆく。ストリートチルドレンたちは怒りによって反社会的な行動をしてしまうのだが、これは明らかに現代社会の欠陥によって生み出された結果だ。彼らの過酷な日常、ドラッグによって正常な思考を失い堕落していく人生、チャンスもなく仕事にも就けない。これは他人事では決してない。我々の社会に突きつけられた拳銃と同じである。彼らの自立なくして我々の文明の成長もないと言っても過言ではないから。私たち人類は、これらの問題を解決し、全員が人間らしく幸福に生きていける社会を目指さなくてはならない。なぜならわずかでも貧しく飢えた人がいる限り人類全体は幸福になれないのだから。「神との対話」にこう書いてある。貧しい人、困っている人、弱っている人、飢えている人たちをどう扱うかによって文明の成長の度合いが測れる。我々の文明は今なお低レベルと言わざるおえないだろう。
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