モンタナ州の片田舎に育った21歳のカウボーイ、ボウは、フェニックスで行なわれるロデオ選手大会に出向くことに。親代わりのヴァージと宿泊先の傍にあるキャバレーに飲みに行ったボウは、そこで歌手のシェリーに一目ぼれ。シェリーが酔っ払いにケチをつけられているところを庇ったことで彼女といい感じになり、その雰囲気でキスを交わしたボウはすっかり結婚する気になり、シェリーの意見を聞かないまま彼女を故郷のモンタナ州に連れて帰ろうとする。・・・
マリリン・モンローが演じるのは、ハリウッドを夢見るしがない歌手。そんなシェリーが、いなかっぺのカウボーイの猛烈なアタックに困惑しっぱなし、という物語です。思い込んだら一直線で、とにかく押して押して押しまくりのボウはだんだん観ていて腹が立ってくるけれど、作品全体ののどかな雰囲気が上手くカバーしている感じ。ヴァージをはじめカフェのおかみさんやお嬢さんなど、2人の恋を呆れて見てる?脇役たちが面白くて、退屈しないで観ることが出来ました。主題歌「A Paper of Pins」も、呑気で物語にはピッタリです!また、劇中ではロデオ大会も見られます。ボウをはじめ、荒くれ男たちの見せる技に思わず見入ってしまいました。
この映画でのマリリン・モンローはセクシーというより、純情一途の思いをぶつけられて困ってしまうお姉さんといったところ。ラストには思いきり納得がいかないのですが、今までかけられたことのない優しい言葉を聞いてうっとりする表情がキュートでした。